企画展

2023
               

04.19 – 04.30『北海道中川町 森のうつわと樹皮のかご展』(国立店)

森のまち、北海道・中川町で活動する
高橋綾子さんと入舩絵美さん、
二人の作り手による企画展を
国立店にて開催いたします。

道北のゆたかな森が広がる中川町に移住
したお二人が手がけているのは、この土地
ならではの素材をいかした「木の器」と
「樹皮のかご」です。

木工作家の高橋綾子さんは、地元で
「どんころ」とよばれる未活用材を
積極的に取り入れた、様々な樹種の
木のうつわを中心に。
うねる木目や節、枝の分かれ目など
木本来の表情が魅力です。

かご作家の入舩絵美さんは、山葡萄と
白樺を利用し、丈夫で長く使える
樹皮細工を制作されています。
素材となる山葡萄と白樺樹皮のほとんど
は、中川町の森で育ったもの。
入舩さんご自身の手で採取したものを
使っています。

自然からいただいた素材を余すことなく
利用し、森と人の暮らしをつなげる
お二人の作品を、ぜひご覧ください。

『北海道中川町
 森のうつわと樹皮のかご展』

木工:高橋綾子、かご:入舩絵美

カゴアミドリ国立店
4月19日(水)~30日(日)
11:00~17:00 (24,25 休)

               

04.07 – 04.24『池田暢子 個展 -樹皮を編む-』 (松本店)

長野・駒ケ根で、樹皮や蔓を素材とした
かごを手掛けている池田暢子さんによる
企画展を、松本店にて開催いたします。

ヤマブドウ、クルミ、カエデなど、
森の樹々の表情をそのまま写しとった
暮らしのかごが並びます。

20代の頃、民具づくりの伝統が色濃く残る
福島・奥会津に移住し、暮らしの知恵と
編組品の技術を学んだ池田さん。

現在は、信州の山や里で採取した植物を
利用し、自然素材の力強さ、素材そのものの
美しさを第一に考えて制作されています。

材料の良さが映えるように、シンプルな
編みや形にこだわっているのだそう。

長野の豊かな森の恵みを感じさせる作品の
数々が並びます。その力強いたたずまいを、
感じていただければ幸いです。

『池田暢子 個展 -樹皮を編む-』
カゴアミドリ松本店
4月7日(金)~24日(月)
11:00~17:00 ※火水木 休み

               

02.15 – 02.26『わら細工たくぼの仕事展』(国立店)

毎日の暮らしに寄り添う、お守りのような
わら細工。毎年恒例となっている
「わら細工たくぼの仕事展」を、本年も
開催いたします。

宮崎県日之影町で三代続く『わら細工たくぼ』
の縁起物のお飾りは、神話の息づく土地で
うみだされる祈りのかたちです。

祝結び、平和結び、横綱結び、縁結び。
おだやかな日々を願う気持ちを表した結びの
モチーフと、酉、鶴、亀など、縁起をまねく
愛らしい動物たち。

青い稲わらの香りとともに、棚田に吹く
清涼な風を届けてくれる、わら細工の世界を
今年もご覧ください。

『わら細工たくぼの仕事展』
カゴアミドリ国立店
2月15日(水)~26日(日)
11:00~17:00 ※月火休み

2月18日(土)、19日(日)は、
たくぼの職人・山木博文さん在店。

               

01.11 – 02.20『MÃO/PORTUGAL ポルトガルのかごと手仕事』(国立店/松本店)

「MÃO」は、ポルトガル語で「手」の意。

今年も CASTELLA NOTE の村瀬真希子さんの
ご協力により、現地で出会った手仕事を
たっぷりとご紹介いただきます。

「ポルトガルの作り手たちが、それぞれに
独自の哲学を持ちながら取り組んでいる
ものづくり。おおらかであたたかな
人柄そのものが伝わるような手仕事を
紹介していきたい」
と話してくださいました。

ポルトガル各地の伝統的なかごとともに、
布や織物、陶器、調理道具まで、
あかるくたのしい手仕事の世界が広がります。

『MÃO / PORTUGAL ポルトガルのかごと手仕事』
国立店:1月11日(火)-29日(日) 月火 休み
松本店:2月3日(金)-20日(月)  火水木 休み
協力:CASTELLA NOTE

企画展 ARCHIVE