600年の伝統をもつ、岡山・蒜山高原のがま細工は、
軽くて丈夫。素材となる「ひめがま」そのものの
うつくしい光沢が一番の特徴です。
百日雪の下とよばれる豪雪地帯の蒜山で、作り手の
女性たちが冬の間だけ集まる工房は、いつもにぎやか。
いろいろなかごの産地を訪ねてきましたが、こんなに
笑いの絶えない たのしい工房はなかなかありません。
「蒜山がま細工生産振興会」のはじめての個展となる
今回の企画では、先人たちが使い続けてきた伝統的な
民具(背負いかごや草履)、定番の手提げかごに加え、
毎日の暮らしのなかで使いやすい新作かごも
多数並びます。
白くうつくしい蒜山の雪景色とあたたかい工房の
様子が伝わってくるような、蒜山がま細工の数々を
ご紹介いたします。
会期中の企画展スペースは、5名様までのご入場とさせて
いただいております。
新型コロナウイルス感染対策にご協力をお願いいたします。
3月16日(火) – 28日(日) 10:30-17:00 (3/22(月) 休)