webショップ入荷情報(3/15)


フランスの女性作家
エミリー・ルイヨンさんのパニエ&トレイ

フランスの南東部、ロワール川沿いのちいさな村にアトリエを構えるエミリー・ルイヨンさん。

フランスの伝統的なヤナギ細工の技法を学び、実用的かつうつくしいかごづくりを両立している女性の職人です。

今回あらたに入荷しましたのは、3種類の手提げ、そしてトレイです。

ヤナギの枝の天然色を巧みに組み合わせた、渋めの色づかい。
作り手の個性が伝わる造形の妙を楽しんでいただけることと思います。

<パニエ・アジュール>
アジュールは「透かし編み」の意。
なめらかな曲線を描く山型のフォルム。透明感のある透かし編みは、見た目にも持ち運びにも軽やかなつくりです。

◆ブラウン
 https://kagoami.com/SHOP/ERR111.html
◆グリーン
 https://kagoami.com/SHOP/ERR112.html

 
<パニエ アストゥーリ>
スペイン北部・アストゥーリ州に伝わる編組技術をうつくしく洗練させたデザイン。
上に向かって細くなる台形のシルエットが特徴です。

◆レクタングル
 https://kagoami.com/SHOP/ERR105.html
◆キャレ:
 https://kagoami.com/SHOP/ERR107.html

 
<パニエ・クラシック>
その名の通り、フランスの定番といえるオーソドックスなデザイン。
Lサイズは、底と縁部分に使ったオレンジのヤナギが差し色になっています。

◆ブラウン
 https://kagoami.com/SHOP/ERR108.html
◆グリーン
 https://kagoami.com/SHOP/ERR109.html
◆Lサイズ
 https://kagoami.com/SHOP/ERR110.html

 
<トレイ>
長方形トレイは、スタッキングも可能な3サイズ展開。モスグリーンの細めのヤナギを端正に編みこんでおり、大きな弧をえがく持ち手のデザインも秀逸です。

S:https://kagoami.com/SHOP/ERR114.html
M:https://kagoami.com/SHOP/ERR115.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ERR116.html

 
伝統的な作りを得意とするエミリーさんですが、その一方で、同じヤナギ素材を用いた前衛的なモダンアート作品も手掛けています。

当店にかごを届けてくれた後、今月は、カリブ海の島グアドループまでかご作りを教えに行くとのこと!かつては山岳ガイドをしていたエミリーさんらしいフットワークの軽さです。

◎フランスのかご
https://kagoami.com/SHOP/115017/list.html

 


松本「大久保ハウス木工舎」
大久保公太郎さんの木べらとしゃもじ(桜・栗)

松本に工房を構える「大久保ハウス木工舎」の道具をご紹介いたします。

先日の『植物からうまれる生活道具展』に続き、ウェブショップでもお取り扱いできることとなりました!


南京鉋とよばれる特殊なカンナをつかって、木の塊から一点一点削り上げる手法で作られる、大久保公太郎さんによる 木べらやしゃもじ。

やすりを使わず、カンナだけでここまでなめらかに仕上げることができるのは、カンナの性能と削る技術にとことんこだわり、研究をつづけてきた大久保さんだからこそです。

無塗装の木とは思えないツヤと手ざわり、そして、ともかく研究熱心な大久保さんが追求してきた使い勝手のよいカタチを体感していただけたらと思います。

「木べら」はフライパンでの炒め物に最適の一本。独特のカーブと、柄の部分の握りやすさに大久保さんの道具観が詰まった逸品。

◆木べら(桜)
https://kagoami.com/SHOP/JNO301.html

しゃもじは、細長めの上品なシルエットが特徴です。頭の部分が小さめで操作性がよく、長めの柄は、深い鍋やおひつからごはんをよそう際にもスムーズ。堅くて水はじきのよい「栗」の木が使われています。

 
◆しゃもじ(栗)
https://kagoami.com/SHOP/JNO302.html

京都の建具屋さんでの修行ののち、木曽の専門校で木工を学び、地元の松本に戻って2012年に「大久保ハウス木工舎」を立ち上げ、独立した公太郎さん。お隣で「ギャラリーsen」を営む修子さんと二人三脚で、木を削る仕事に向き合っています。

大久保さんが使用する木材は、グリーンウッド(生木木工)とよばれる、未乾燥の木材。あるいは、木工所で不要となった木っ端や、家具材として利用できなくなった材を引き取り、浸水させて生木に近い状態にして削ります。

木材の種類や部位によって、異なる性質を読み取り、素材として生かし切る。職人だからこそ実現できる、細部にまで目を向けた道具づくりを感じていただければと思います。
 

。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°+

日に日に春の訪れを感じる頃となりました。桜の名所の一つでもある国立も、本格的な花の季節に向けて、にぎわいを増しています。

カゴアミドリ国立店も、先週に続いて特別なイベントが盛りだくさんな一か月となっています。

明日明後日は、南米アマゾン&パタゴニアのかごを展示販売するポップアップショップ。
来週・春分の日(3/20)からは、毎年恒例となっている「わら細工たくぼ」さんの企画展を続けて開催します。

ブラジルを拠点に、南米各地のかご産地を訪れているオシャラの山下さんからは、ヤノマミ族が手がける「ショヘテ」とよばれるかごが届きました。

素材の一部には、なんとキノコの糸(菌糸)が使われているのだそう! 他にも、ヤマイモの蔓やパイナップルの葉を編んだかごなど、わたしたちもはじめて目にする貴重な手仕事ばかりです。
『森を編む -オシャラ POP UP SHOP-』3/16,17

「わら細工たくぼ」さんとの企画展では、定番の縁起物のお飾りとともに、新生活に向けた贈り物用のギフトセットもご用意しました。
こちらは、来週金曜日のメールマガジンでも紹介いたしますので、ぜひ楽しみにしていてください。
わら細工たくぼ『縁起物のわら細工 展』3/20-31

2024.3.15

◎メールマガジンを受け取る(毎週金曜配信)
→ スマホの方
→ PCの方

ARCHIVE