日本のかご・世界のバスケット専門店 | 世界のかごカゴアミドリ

新しい年のはじまりに
山形ツルヤ商店の「hairu」　

山形市にある、老舗の籐家具メーカーツルヤ商店さんの「hairu（ハイル）」は、衣類やタオルの収納、脱衣かごとしておすすめしたい、清潔感のある作りが魅力のシリーズ。
新しい年のお部屋を明るく、たのしくしてくれることと思います。

形はラウンド、オーバル、スクエアの3種類。
それぞれ、高さ100、180、600mmの3サイズが用意されており、用途や置きたい場所に合わせて、最適な一点を選ぶことができます。

素材は、表面の薄皮を取りのぞいた無垢のラタン材（籐）を使っているため、手ざわりがとてもやさしく、どんな空間にもなじむ明るい色合い。

お引っ越し時や、ご家族の誕生、新居のお祝いに選んでいただくことの多いシリーズです。

「600」は、脱衣所などで使いやすい足つき、棚つきのデザインです。
子育て中のおかあさんからの声を参考に、ダイニングテーブルの下にも仕舞える高さとなっています。

秋田・田口召平さんの
太平箕とイタヤのかご

一年の最後にご紹介しますのは、秋田のベテラン職人・田口召平さんが長年手掛けてきた「太平箕」と呼ばれる、とても美しい箕です。

イタヤカエデ、サクラ、フジ、ササなど、性質の異なる植物を見事に組み合わせた、しなやかで丈夫な「太平箕」。

かつては、農作業に欠かせない道具として活躍し、その後は豊かさを象徴する末広がりのシルエットで、新年を祝う縁起物としても尊ばれてきました。

その独自の製法は、2009年に国の「重要無形民俗文化財」に指定されています。

85歳を迎えてなお、現役で制作を続ける箕づくり職人による、見事な一枚をぜひご覧ください。

また「道具かご」は、かご作りも得意としている田口さんによるイタヤカエデのかごです。工房で「道具入れ」として活躍しているかたちがモデルとなっています。

箕と同じ成形方法を取り入れたつくり。田口さんの「この技を残していきたい」という願いもこめられています。

他にもイタヤカエデのかごが入荷しています。

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またたく間に過ぎ去った2023年、でしたが振り返ってみると、徐々にコロナが落ち着いて日常の生活が戻りはじめ、一方で世界で起こるできごとや変化のスピードに戸惑いを感じた一年だったなと感じます。

平和の意味を実感する今だからこそ、あたり前に思える身近なものを大切にしながら、来年も仕事に向き合っていきたいと思っています。

さて、年内の店舗の営業は、国立店・松本店ともに明日12/30(土)までとなります。年明けは、それぞれ5日(金)と6日(土)からスタートいたします。
来年もまた、折々にお店にお立ち寄りいただければ嬉しいです。

またオンラインショップの営業は、明日30日までとなります。
皆さまどうぞよいお年をお迎えください。

2023.12.29

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