日本のかご・世界のバスケット専門店 | 世界のかごカゴアミドリ

フランスペリゴール地方のかご
「ブイリクー」が入荷しました。

フランス南西部・ペリゴール地方で、時代を超えて愛されてきたバスケット。
うつくしいうずまき模様の「ブイリクー」が勢ぞろいしました。

中心部かららせん状に編み上げていく独自の技法。規則性と非対称性を組み合わせながら、様々な形・大きさに仕上げることができます。

その技を父から受け継ぎ、製作を続けているのがローイック・ゲリネルさんです。素材に逆らわず、自分の身体をあわせながら編んでいくことがとても大切だと語ります。

ひと目編むたびに、表と裏から編み目を確認しながら、高い集中力をもって作り出されるブイリクーを、ぜひご覧ください。

◆ペリゴール地方ブイリクー

卓上のかご「コルベイユ」も、全色揃って入荷しました。きわめてシンプルなデザインと、素材そのもののうつくしさが際立つ造形。くだものかごとしてはもちろんのこと、壁に掛けて飾っているというお客さまも多くいらっしゃいます。

ローイックさんの父フィリップさんは、ペリゴール地方のブドウ農園に生まれ、ブイリクーに囲まれて育ちました。

かごの伝統が消えてしまうことを残念に思い、職人になることを決意。時を経て、志を同じくした息子のローイックさんがそのバトンを受け取り、未来へと受け継ごうとしています。

大分・湯布院「竹聲館」
手提げかごが入荷しました

国内有数の温泉地、湯布院に工房を構える「竹聲館」より、2種類の手提げのかごが届きました。

高見八州洋さんは、この道40年を超えるベテランの竹工芸家。同じく、30年以上のキャリアをもつ綾子さんとともに、ご夫婦で活動をされています。

独自の目を引くデザインと、長い経験に裏打ちされた丈夫なつくり。一目一目の美しさにもこだわって、ていねいに仕上がっています。

ひし形の編み模様がうつくしい「縄目差し」の手提げかごは、毎日のおでかけに安心な安定感あるかたち。

舟形のシェイプがうつくしい「亀甲編み」のバスケットは、ピクニックから収納まで幅広く活躍してくれることと思います。

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このたびの能登半島地震の被害に遭われた皆さまに心からのお見舞いを申し上げますとともに、いまも避難中の方々のご無事を深くお祈りしております。

また全国の多くの方たちが、すでに被災地への募金や支援物資の手配などに迅速に動かれている姿に心を動かされています。

今から6年ほど前のこととなりますが、富山・氷見市に伝わる「箕」の制作プロジェクトの一員として、何度か現地取材をさせていただく機会がありました。今後、当店としましても、被災地の支援につながる活動を検討していきたいと思います。

想像の追いつかない新年の幕開けとなりましたが、それだけに、人のつながりや支えあう気持ちをより一層大切に、小さくても自分たちにできることを考えていく一年にしたいと感じています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024.1.5

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