須浪亨商店 いかご 展 はじまりました!

創業130年以上の須浪亨商店さんにとって、はじめての試みとなる企画展がスタートしました。

5代目である須浪隆貴さん個人の作品を中心に、師匠でもある祖母・栄(さかえ)さんにもご協力いただいた二人展となっています。

定番のいぐさの手提げかご「いかご」は、隆貴さんと栄さん、それぞれのモデルをお選びいただけます。

隆貴さんの「丸手」タイプ栄さんは「四つ編み」の持ち手を担当

2015年に隆貴さんが跡継ぎとなるまでの数年間、栄さんはお一人でいかごづくりを支えてきましたが、その時は「四つ編み」タイプの持ち手しか存在していませんでした。

隆貴さんが跡を継いだタイミングで「丸手」バージョンにデザイン変更をした経緯があることから、今回は新&旧ふたつのタイプを同時に並べてご覧いただきたいと思い、製作をお願いしました。

また、編み方やデザインを変えた、さまざまな用途の「いかご」も新登場。
これまでにないたくさんの品ぞろえをご覧いただけます。
また、はじめての収納かご、家庭用の「いかご」も初お目見えしました!
長方、正方、大小、高め低め、バリエーションも豊富です。

須浪亨商店の「いかご」の伝統を今日まで守ることができたのは、栄さんの努力によるものでした。

3代目だったご主人は年齢もあってしばらく前に引退しており、その後に跡を継いだ4代目隆貴さんのお父さんは早すぎる年齢で世を去られてしまいました。それから何度も廃業を考えたという栄さんでしたが、なんとか時間を工面しながら「いかご」の製作を続け、2015年に孫の隆貴さんにそのバトンを手渡しました。

会期中の店内では、お二人の制作風景を撮影した動画も上映しています。
須浪亨商店の今を、ぜひご覧ください!