ふわふわの種

東京はようやくさわやかな5月の風が吹くようになりました。

グリーンカーテンを作ろうと、先日庭に植えたゴーヤは、このところ続いた雨と気温の低さでちょっと元気なさげ。
このお天気でなんとか挽回してほしいものです!

さて先日、知り合いのショップの方から「和綿の種」を分けてもらいました。

ふわふわの綿に包まれた、なんともかわいい種です。

でも実は、日本の在来種の綿は消えかかっているのだそうです。

明治時代、機械紡績による大量生産が始まると、手摘みでなければ収穫できない和綿は衰退し、
今では、ほとんど栽培されていない、というお話をうかがいました。

裏をかえすと、私たちが身につけているコットンのほとんどは、海外の安価で、土地と働く人が
農薬で苦しめられている綿でまかなわれている、という現状なのだそうです。

和綿を守る取り組みをしているメイド・イン・アースさんのホームページ
見てみたら、綿の種の多様性や、土地ごとの技術や歴史を残すことの大切さがよく伝わってきました。

早速、タネを蒔いてみようと思います。はたしてふわふわコットンの実がなるでしょうか?

朝子

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