ラオスの首都ビエンチャン郊外の、小さな村につたわる
伝統の竹細工。

ふっくらとした形がかわいい、ふた付きの小物入れは、
ティップカオと呼ばれる、もち米を盛るための小さな竹籠の一種。

本品は、手の込んだ二重編みの作りが特徴です。
ふっくらシルエットの内側にもう一層、筒状のかごが
組み込まれています。

この産地では、竹の表面をナイフで削る「みがき」の処理を
ほどこすのが一般的です。

また、ひごの厚みをできるかぎり薄くすることにより、
やさしい手ざわりと、心地よい弾力を生み出しています。

細部の細やかな仕上げから、作り手さんたちの
技術の高さが伝わってきます。






編みたての緑色は、数か月程で徐々に茶色へと変化していきます。



外側はふっくらと。内側はやや細身に編んだ二重構造。


東南アジア、インドシナ半島のまん中に位置するラオスは、
原生林の中を大きく蛇行するメコン川とともに、ゆったりとした
時間の流れる、森の国。

人口650万人ほどのちいさな国の中に、50ちかくもの民族が
それぞれの文化を保ちつつ暮らしています。

ラオスも竹の文化圏。
大小の竹かごやざるが、暮らしのあらゆる場面に登場し、
欠かせない生活道具として活躍しています。

色は、時間とともに茶色へと深まっていきます。


ラオス 竹 蓋つきかご

価格: ¥2,000 (税込 ¥2,200)
数量:

返品について

材質
サイズ 最大部直径 約12-13cm、口径 約9-10cm、
ふた上部 約8x8cm
高さ 約19-20cm (ふたをした状態で)
生産国 ラオス
簡易ギフト対応 承ります。 簡易ギフト対応について
 

ご購入の前にご一読ください

  • 自然の植物を利用した手作りの製品です。色ムラや黒ずみ、小さな割れ、表面の汚れなどが見られることがあります。また置いた時、多少がたつく場合がございます。製品の性質としてご理解ください。
  • 多少のササクレが見られますので、お使いの際にはお取り扱いにお気を付けください。
  • 風通しのよい場所で、乾燥した状態で使用・保管してください。(濡れたまま放置しますと、変質の原因となりますのでご注意ください。)
  • お届け時の製品の色合いは、一つ一つ微妙に異なります。またお使いいただくとともに、徐々に緑が抜け、茶色へと変化していきます。
  • サイズ・重量は、一点ずつ、多少の差がございます。表示のサイズは目安とお考えください。

お客様の声

Sen-shin様 投稿日:2021年06月16日
おすすめ度:
残り御飯を入れて、小櫃として使っています。食べる時は籠ごと蒸し器に入れて温めます。形が可愛らしく、台所に置いていても目で楽しめる、用の美にあふれた作品です。
kagomi様 投稿日:2021年04月14日
おすすめ度:
蓋がピッタリとしているので慎重にゆっくり開けます。蓋の裏側も本体の裏側も綺麗に編まれていて形も可愛らしいです。手にしてから二重構造と知り驚きました。置いておくだけで価値を感じます。