
良質なあけび蔓を使った、弘前産の手提げかごです。織編みと呼ばれる技法で仕上げられています。
流れるような美しい編み目。ふっくらとした胴からセンターへと、滑らかに立ち上がる独特のシルエット。実用性にも優れた、特徴ある一品に仕上がっています。

横幅はおよそ40センチ。うす型ながらも、収納力があります。
蔓の先端が内側に来るように編まれています。手荷物の出し入れの際には引っ掛かりにご注意ください。
あけびは山野に自生するつる性の落葉樹で、秋には紫色の甘い実をつけます。津軽地方の山麓一帯は、特に良質なあけび蔓が取れることで知られています。
主に秋から冬にかけて採取し、一冬かけて乾燥させたものを、水に浸けてやわらかくしてから編みはじめます。
こうして編み上げたかごは、職人の手に受けつがれた確かな技術に支えられ、独特の美しさを持っています。
- 本製品は天然の植物を利用した手作りの製品です。多少の折れやささくれ、黒ずみ等がみられる場合がございます。天然素材の性質としてあらかじめご理解くださいませ。

(繊維に沿った割れ、表皮剥がれの例)
- 蔓の表面には多少の凹凸があります。洋服などへの引っかかりにはご注意ください。また蔓の先端が内側に来るように編まれていますので、出し入れの際にも引っ掛かりにご注意くださいませ。
- 製品の色合いは、一つ一つ微妙に異なります。 また貴重な蔓を余すことなく使うため、黒色の材料が混じる場合がございます。耐久性には問題ございませんので、予めご了承ください。
- サイズ、重量にも多少の個体差がございます。表示のサイズは目安とお考えください。
- 風通しの良い場所で、乾燥した状態で保管してください。(湿度の高い状態で放置しますと、変質の原因となります。)