
松葉のようなV字を描く「小松編み」の手提げかご。
こまやかに浮かび上がる模様は、さざ波のようです。

丈夫で使いやすい「D」形の持ち手。
あけびは山野に自生するつる性の落葉樹で、秋には紫色の甘い実をつけます。津軽地方の山麓一帯は、特に良質なあけび蔓が取れることで知られています。
主に秋から冬にかけて採取し、一冬かけて乾燥させたものを、水に浸けてやわらかくしてから編みはじめます。
こうして編み上げたかごは、職人の手に受けつがれた確かな技術に支えられ、独特の美しさを持っています。
- 本製品は天然のあけび蔓を利用した手作りの製品です。蔓の色は均等ではなく、多少の割れや欠け、表皮の剥がれ等が見られます。天然素材の性質としてあらかじめご理解くださいませ。また、洋服などへの引っかかりにはご注意ください。
(色むらの例)
(枝葉を切り落とした跡) -
製品の色合いやサイズは一点一点少しづつ異なります。写真の色や表示サイズは目安とお考えください。
-
貴重な蔓を余すことなく使うため、底部分などに黒色の蔓を利用する場合があります。耐久性等の影響はありません。
- 風通しの良い場所で使用・保管してください。(湿度の高い状態で放置しますと、変質の原因となります。)