
1970年代頃に、イギリス南東部 カンタベリーの町の周辺で作られていたヤナギのかご。
カンタベリーの町なかを流れるストゥール川沿いに暮らす人びとが、岸辺に自生していたヤナギを使い、クレソン摘みのかごとして多く作ったという懐かしい形です。
消えかけていたその技術を掘り起こし、かごを復活させたのは、かご職人のドミニク・パレットさん。
薄い帯状に割った素材を編みあげる作りは、イギリスのヤナギかごとしては珍しいものです。
指先の感覚をたよりに、ヤナギを均等に割く作業には高い熟練が必要です。

底面は、安定感のよいフラットな作り。
色は時間とともに少しづつ深まり、味わいを増していきます。
|ドミニク・パレットさんの木かご|
ドミニクさんは、イギリスの中でもっとも多くの森林を擁するイーストサセックス州の生まれ育ち。
地元の森に自生する栗やヘーゼル、みずから育てたヤナギなどを素材に、伝統的な木かご作りを続ける熟練の職人のお一人です。
学生時代には森林管理や林業を学び、卒業してから10年ほどは、生垣職人としての経験を積んできたそう。
仕事の合間の楽しみとして始めたのが、かご作り。徐々に本格的に取り組むようになり、2002年に独立。さまざまな素材や製法を学ぶなかで惹かれたのは、やはり地元の「木」を使った伝統的なかごでした。
栗やヘーゼル、マツなどの木材は、地元の森に分け入って採取。ヤナギは自らの手で畑で栽培しています。
「ヤナギ畑の成長サイクルは、周囲の森に生きる多様な動植物との調和の上に成り立っています。大切なのは、自分の作るものがこれらの環境と良い形でつながっていることだと思っています」
森の資源を持続可能な形で利用すること、そのための森林の保全に、
情熱を傾けて取り組んでいる作り手さんです。
◎イギリス サセックスの森から -ドミニクさんの木かご-(ブログ)
https://kagoami.com/store/blog/260610/
- 本製品は天然の木材を利用した手作りの製品です。色むらや小さな割れ・ささくれ、節穴等が見られる場合がございます。天然素材の特徴としてご理解ください。また、制作時や輸送時に、わずかな擦れ跡・へこみ跡がつく場合がございますこと、あらかじめご了承ください。
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底は球形のため、置いた時に多少の揺れや傾きが見られます。
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製品の色合いやサイズは一点一点少しづつ異なります。写真の色や表示サイズは目安とお考えください。
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風通しのよい場所で、乾燥した状態で保管してください。(湿度の高い状態で放置しますと、変質の原因となりますのでご注意ください。)