2022年

『ポーランド ヤノフ村の織物 展』
『Bror ネーベルスロイド 展』
『Kagocco Pepin 個展』
『フランスのかご展』
『沖縄のかご展』
『バルトのかご展』
『とけゆく氷原のうた』 -イヌイットの壁かけと ホワイトナイト・マーケット-
『SOLOLA アフリカのかご展』
『蒜山 かご展』
『オンプリュのカゴとコナヤのカナモノ展』
『山形 ツルヤ商店の籐かご展』
『わら細工たくぼの仕事展』
『MÃO / PORTUGAL ポルトガルのかごと手仕事 展』



◆『ポーランド ヤノフ村の織物 展』
 松本店/11月18日(金)~28日(月)、国立店/12月13日(火)~25日(日)



ポーランド東北部の小さな村 ヤノフに
18世紀から伝わる伝統的な手織物の
展示会を開催いたします。

村の女性たちが自ら紡ぎ、染め、
織る織物には、古くから伝わる古典模様や、
ポーランドの農村の風景が織り出されて
います。

大きな木製の織り機を複雑にあやつり、
「二重編み」の技法で、糸を一目一目
拾い上げながら描かれるのは、身近な花や
木、森の動物や鳥たち、水を汲む人や
コーラス隊などなど。

ごく身近にある村の風景から着想を得た、
美しい伝統柄と、のびのびとした構図や
表現。見る人を惹きつけてやまない、
あたたかな絵織物です。

貴重な織物を今年も日本に届けて
くださるのは、SLOWARTの藤田泉さんです。
伝統と手仕事の価値が詰まった工芸品を
ぜひご覧ください。

『ヤノフ村の織物 展』
松本店 11月18日(金)~11月28日(月) *会期中無休
国立店 12月13日(火)~12月25日(日) *12/19 休


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店内では、充分な換気、マスクの着用、アルコール
スプレーの設置、店内が混雑した場合には一時的に
入店をお待ちいただく等、引き続きウイルスの
感染防止につとめて営業してまいります。




◆『Bror ネーベルスロイド展』 12月16日(金) - 12月26日(月)(松本店)



スウェーデンのネーベルスロイドの職人、
ブロール・フォシュルンドさんの企画展を
開催いたします。

ネーベルスロイドとは、白樺の樹皮を
使ったスウェーデンの伝統的な
生活道具のこと。

40年以上にわたってネーベルスロイドを
手掛けるブロールさんの作品からは、
シンプルで機能的でありながら、
遊び心のあるデザインや、
得意の木工の技術と組み合わせるなど、
随所にのぞくこだわりが伝わってきます。

今年で5回目となる今回の企画展では、
テーブルを彩るパンかごやフルーツトレイ、
収納かごから手提げかごまで、
日常使いのさまざまなネーベルスロイドが
並びます。

あたたかく、やわらかな白樺樹皮の
素材の魅力をぜひ手にとってご覧ください。

『Bror ネーベルスロイド展』

松本店 12月16日(金) - 12月26日(月) *火水木曜休
国立店 11月1日(火) - 11月13日(日) *月曜休






◆『Kagocco Pepin 個展』 10月11日(火) - 10月23日(日)(国立店)



岩手県遠野市で、胡桃樹皮を編んだ
かごを手掛ける
kagocco Pepin 大西麻理さんの
個展を開催します。

キッチンから食卓、リビングから
寝室まで。
使うほどに暮らしになじむ、
さまざまな胡桃かごの表情を
ご覧ください。

『Kagocco Pepin 個展』 (国立店)
会期: 10月11日(火) - 23日(日)
場所: カゴアミドリ国立店

◎作家在店日:10/15(土)、16(日)




◆『フランスのかご展』 9月20日(火) - 10月2日(日)(国立店)



フランスのかごの素材といえば、「osier(ヤナギ)」が
一般的ですが、日本の竹細工がそうであるように、
地域によって用途や形、技法にも多彩なバリエー
ションがあります。

北西部のブルターニュ地方から届くのは、かつて
港で活躍したかご。特産の牡蠣や新鮮な魚を
並べて、市場に運んだかごです。
南西部のペリゴール地方からは、ジャガイモなどの
収穫に欠かせなかった独特のうずまき模様のかご。

各地で代々受け継がれてきた働きもののカゴたちが、
今年もにぎやかに並びます。

長い歴史に支えられ、今も脈々と受けつがれている
フランスのかご文化。
その一端にぜひ触れてみてください。

『フランスのかご展』 (国立店)
会期: 9月20日(火) - 10月2日(日)
場所: カゴアミドリ国立店




◆『沖縄のかご展』



個性あふれる島々のかごを集めた
『沖縄のかご展』を開催いたします。

島ごとにはぐくまれた文化のなかに、
亜熱帯ならではの植物つかった
かごづくりが受けつがれている沖縄。

伝統的な暮らしのかごを通して、
沖縄のおおらかな風を感じて
いただけたらと思います。

本島・北谷竹細工さんから届くのは、
ホウライチクのかご。
運搬など生活全般に欠かせなかった
大きなかご「バーキ」、芭蕉糸を
ためておくためのかご「布バーラ」、
魚や海藻などの収穫に腰から下げる
「海ディール」など、沖縄ならではの
竹細工です。

本島から西に400キロ。石垣島や竹富島
などからなる八重山地方には、アダン、
ゲットウ、クバ、クージなど、
さまざまな植物をたくみに利用した、
多彩なかごを見ることができます。

島の先人たちの知恵の数々を、ぜひご覧ください。

【松本店 会期】
9月9日(金) ― 9月26日(月)
11時―18時 ※火~木曜休

【国立店 会期】
6月21日(火) ― 7月3日(日)
11時―17時 ※月曜休




◆『バルトのかご展』 8月12日(金) - 29日(月)(松本店)



ラトビア、リトアニア、エストニアからなる
バルト三国は、伝統的な手仕事を大切に
残している国々。

それぞれの地に伝わるかごづくりの
文化も多彩です。

ラトビアとリトアニアは、ヤナギ細工が
とても盛ん。卓上のトレイから買い物かご
まで、日々の暮らしで活躍する多種類の
かごが並びます。

エストニアは、マツやブナの割材を組んだ
「木箱」のようなカゴが中心。軽量で収納力
に優れており、素材そのものの風合いと
経年変化が魅力です。

汎用性が高く、用途もさまざま。
使うほどに楽しい、バルトの国々のかごを
ぜひご覧ください。

『バルトのかご展』 in 松本
https://kagoami.com/store/blog/balt22/




◆『とけゆく氷原のうた』
-イヌイットの壁かけと、ホワイトナイト・マーケット-


国立店 6月21日(火) - 7月3日(日)
松本店 7月15日(金) - 7月25日(月)



太陽が沈まなくなった春
ガラスのような水面が 朝の海にゆらめいていた
ああ 幸せな日々だった

鳥たちと アザラシたちはただ
遊ぶために 生きていた
ああ 幸せな日々だった

ひと晩じゅう 誰も眠らず
ずっと鳥の巣を 探していた
ああ 幸せな日々だった

“IN THE SPRING WHEN THE SUN NEVER SETS”
by LUCY EVALOARDJUAK, Baffin Island
Photo: August 1946 / Pangnirtung, Nunavut, CANADA
cGeorge Hunter. Library and Archives Canada, PA-166457

6~7月、北極圏は白夜の盛り。
人間の定住北限であるカナダ・ヌナブト
準州のアラート(北緯83度)では、
4月中旬から実に100日以上も太陽が
沈みません。

失われた夜の闇。
極北の人々や動物たちは、この永遠の
ような昼間を、どのように過ごすの
でしょう。

輝き続ける太陽は海と大地の氷をとかし、
遅い春が訪れます。極北に初雪が降る
8月までのこの一瞬の夏、明るい夜に
思いを馳せるマーケットを開きます。

北極圏に生きるイヌイットの女性たちが、
その暮らしや思想を布で表現した
「壁かけ」をはじめ、北方の自然が
生んだ手仕事をご覧ください。

『とけゆく氷原のうた』
-イヌイットの壁かけと、ホワイトナイト・マーケット-

https://kagoami.com/store/blog/inuit3/

【国立店 会期】
6月21日(火) ― 7月3日(日)
11時―17時 ※月曜休

【松本店 会期】
7月15日(金) ― 7月25日(月)
11時―18時 ※火~木曜休

【ホワイトナイト・マーケット出展者】
iruinai(イヌイットの壁かけ、ぬいぐるみ、版画など)
オーロラノート(サーミのかご)
貝澤太一(アイヌ工芸)
株式会社とり(北国の野鳥フィギュア)
高野夕輝(木彫り)※展示のみ
古道具レットエムイン(イヌイットの石像など)
古本泡山(古書)
モヨロ貝塚(モヨロくん人形)
AkaneBonBon(紙張子)

イヌイットの映像上映会気候変動の勉強会
合わせて開催します。

〇FBページ:https://fb.me/e/35uCI14RI




◆『SOLOLA アフリカのかご展』
 7月8日(金) - 10日(日)



西アフリカの布と手仕事を紹介している
SOLOLA @solola.africa さんによる
POP UP STOREを開催します。

「SOLOLA」はリンガラ語で「話し合う」と
いう意味。その土地で育まれた
伝統的な染色やものづくりの文化を
大切にしながら、現代のくらしに馴染む
布や手仕事の生活道具を日本に
紹介しています。

会期中は、西アフリカ各地のかごや
手提げを中心に、伝統布、ビンテージ布、
木彫りの椅子などもご紹介いただきます。

それぞれの土地と民族らしさが
詰まった手仕事をぜひご覧ください。

『SOLOLA アフリカのかご展』
会期: 7月8日(金) - 10日(日) 
場所: カゴアミドリ国立店
https://kagoami.com/store/blog/solola2022/




◆『蒜山 かご展』
 5月14日(土) - 16日(月) @岡山・蒜山耕藝の食卓「くど」



昨年に続き、今年も岡山・蒜山耕藝の食卓「くど」にて
『かご展』を開催いたします。

今年は、地元・蒜山蒲細工生産振興会のみなさんの
実演・販売を中心に、倉敷・須浪亨商店さんのいかご、
カゴアミドリの扱う世界各地のかごを取り揃えて
販売いたします。

岡山・蒜山周辺に伝わる「がま細工」は、自然豊かな
高原に広がる湿地と、長い冬を暮らす人々の知恵に
よって、600年以上の歴史の中で育まれてきました。

材料となるヒメガマとヤマカゲ(シナノキの樹皮)の
採取から製作まで、すべてが手作業のみで行われて
おり、今も数名の作り手によってその伝統が守られて
います。

国内外、さまざまな産地のかごと一緒にご覧いただく
ことで、その魅力をあらためてお伝えできればと
思っております。

会期中は、「蒜山耕藝の食卓 くど」さんも同時営業
いたします。蒜山の自然と大地に育まれた食材と料理、
毎冬行われているかごづくりの雰囲気をおたのしみ
ください。

『蒜山 かご展』
会期:5月14日(土) -16日(月)
   11:00-17:00(最終日16:00まで)
会場:蒜山耕藝の食卓 くど
協力:蒜山蒲細工生産振興会、須浪亨商店
https://kagoami.com/store/blog/hiruzen-2/




◆『オンプリュのカゴとコナヤのカナモノ展』
 4月12日(火) - 24日(日)



ケニアの手仕事を扱うオンプリュさんの
色とりどりのサイザルバッグに、
カナモノ作家として活動する「コナヤ」さん
による味わい深いカナモノ作品。

オンプリュ+コナヤの合同展を、今年も
開催いたします!

オンプリュさんが届けてくれるのは、
ケニアの空の下、女性たちが時間をかけて
編んでいる、カラフルなサイザルバッグ。
シンプルなデザインでとても丈夫。
身につけるたびにポジティブな
エネルギーが伝わってきます。

コナヤさんの真鍮のカナモノ作品は、
サイザルバッグと相性のよいアクセサリー、
花や虫などの自然をモチーフとしたオブジェ
など、ゆるやかな空気感が魅力。

その他、ケニアの伝統布カンガや、木彫りの
キッチンツール、ケニアのお隣ウガンダの
かごなど、見ごたえたっぷりの展示となりそうです。

『オンプリュのカゴとコナヤのカナモノ展』
会期:2022年 4月12日 - 24日 ※18日(月)休み
場所:カゴアミドリ 国立店
https://kagoami.com/store/blog/kunitachi-3/




◆『山形 ツルヤ商店の籐かご展』
 3月15日(火) - 27日(日)



このたび、山形市で籐かごを製作する
「ツルヤ商店」さんの企画展を開催いたします。

創業は明治40年。地元職人による手仕事に
こだわって、多彩な籐(ラタン)製品を
自社生産してこられた老舗のメーカーです。

メインとなるのは「hairu(ハイル)」シリーズの
全製品。籐の素材の魅力を引き出した、
シンプルで実用的なデザイン。和・洋の雰囲気
にもよく似合う、無垢素材のかごが並びます。

会期中は、オンライン受注会も合わせて
開催いたします。

また、昔なつかしい銭湯の「脱衣かご」、
収納たっぷり2段&3段の「洗濯かご」など、
豊富なラインナップでご覧いただけます。

時代を超えて愛されてきたツルヤ商店さんのかご。
明るい佇まいと使いやすさを、ぜひ実感して
いただけましたら幸いです。

『山形 ツルヤ商店の籐かご展』
会期:2022年 3月15日(火)-27日(日) *月曜定休
場所:カゴアミドリ 国立店





◆『わら細工たくぼの仕事 展』
 2月15日(火) - 27日(日)



毎日の暮らしに寄り添う、お守りのようなわら細工。

宮崎県日之影町で三代続く『わら細工 たくぼ』の
縁起物のお飾りは、神話の息づく土地で
うみだされる 祈りのかたちです。

祝結び、平和結び、横綱結び、縁結び。
おだやかな日々を願う気持ちを表した
結びのモチーフと、
酉、鶴、亀など、縁起をまねく愛らしい
動物たち。

青い稲わらの香りとともに、棚田に吹く
清涼な風を届けてくれる わら細工たくぼの
世界を、今年もぜひご堪能ください。

『わら細工たくぼの仕事 展』
会期:2月15日(火)-27日(日) *月曜定休




◆『MÃO / PORTUGAL ポルトガルのかごと手仕事 展』
 1月18日(火) - 30日(日)



「MAO」は、ポルトガル語で「手」の意。

CASTELLA NOTE の村瀬真希子さんに
ご協力をいただき、
独特の素材や形が目をひくポルトガル各地の
かごを中心に、布や器などなど、
村瀬さんが現地で出会った どこか素朴で
あたたかな手仕事のものたちを、
たっぷりとご紹介してまいります。

『MAO / PORTUGAL ポルトガルのかごと手仕事 展』
会期:1月18日(火)-30日(日) *月曜定休
協力:CASTELLA NOTE
https://kagoami.com/store/blog/maoportugal2021/