お客様の声

  • ET 様
  • 投稿日:2012年02月02日

すばやく送付していただき、また心のこもったご対応、ありがとうございました。

  • おらあ三太だ 様
  • 投稿日:2012年01月12日

3月11日、私はさいたま市の職場で、生まれて初めて立っていられないほどの揺れを経験し、その日は職場で床にダンボールを敷いて寝ました。そして、翌日からの計画停電により、街路灯や信号も消え真っ暗な道を帰宅。帰れば、自宅地域が停電。ロウソクと懐中電灯でパンをかじり、パンすら店の棚にないという日々。津波の被害にあった方々に比べればどうってことない程度のことですが、続く余震や放射能のこともあり「この先、どうなるのだろう」と私も街全体も重苦しい雰囲気に包まれていました。原発で作った電気を使って便利な生活を享受してきたという反省は、当時のほとんどの人が抱いた思いではないでしょうか。価値観を変えていく必要がある、誰もがそういう覚悟をしたはずです。
秋が過ぎ、さいたま市は信号も街路灯も電車も元通りになってきました。でも地震・津波・原発の悲惨さは忘れられません。ただ地震直後、皆がなんとなく抱いた覚悟は薄れてきたように思います。大事なことだと思うのですが。
大西さんの報告は、東北の人々への支援の気持ちを忘れないためのきっかけになるとともに、私たちの生活をみつめなおすということも思い出させてくださいました。ありがとうございました。いつか写真集になって、全部の取材写真が見られると嬉しく思います。

お店からのコメント

ご感想をいただき、ありがとうございました。私は、この冊子をめくるたび、確実に薄くなりつつある自分の中の震災の記憶に気づかされます。大西さんが撮った写真集、私もいつか見てみたいです。
伊藤征一郎

  • 小梅 様
  • 投稿日:2011年12月25日

大西さんの写真と文章は、被災地の痛々しく切ない状況を淡々と伝えながらも慈愛に満ちて、心を打ちます。震災から9ヶ月。遠く離れた場所に住んでいると、日々の雑事に追われ、記憶から遠ざかってしまいそうになる中、あらためて思い起こさせてくれました。大西さんの活動に深く感謝します。

お店からのコメント

小梅様、コメントをありがとうございました。
昨日、大西さんより、ブログを通じてお礼と近況報告のメールをいただきました。
以下に転載いたします。
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昨日まで福島県と長野県に行っていました。福島県は20キロ圏内に入るのが目的でした。ある団体の記録としての役割で難なく入ることができましたが、思った以上に警備が厳しかったのが印象です。現場は予想以上の光景で言葉が出ませんでした。
しかしそこで働いている人が行き来し、必死で最悪の事態を阻止しようと日々がんばっていらっしゃる姿に頭が下がります。ご家族もさぞ心配なことでしょう。
ゲートから先は、ついこの前まで人の営みがあったはずの街だったのに、どこかの惑星のような見てはならないもののように変貌していました。
長野県は3月12日に壊滅的被害となった栄村です。忘れている人も多いかもしれません。
そこの仮設住宅にお邪魔して、この寒さを実感してきました。
台所に立った時の足の冷たさは忘れられません。80歳のおばあさんが曲がった腰を延ばしながらそこに立ってお茶を沸かしてくれたんです。「まだ東北の人に比べりゃ、この暮らしはいい方よ」と言っていました。
長くなりました。お礼と近況報告でした。