ラオスの少数民族の一つ、カトゥーの女性たちによる手織りの布です。
草木染の糸を使い、ビーズを織り込んで繊細な模様を描き出すのが
カトゥーの織物の特徴です。
こちらは、140×33cmの細長い仕上がりの一点。
落ち着いた色合いの全面に、こまやかなビーズの模様が浮かびあがります。
タペストリーとして、またテーブルランナーとして、
空間を美しく彩ってくれる一枚です。
この村では、腰機(こしばた)と呼ばれる技法で織物が行われています。
腰機は、床に座って、腰に帯をまわし、足を突っ張ることで
経糸を張りながら織る技法。
腰機で織られた布には、特有のカーブが現れるなど、
より手織りらしい温かみのある、独特の風合いが生まれます。
織り手にとっては、大きな織機を必要とせずどこででも織ることができる、
織っている途中でも畳んで持ち運びできる、といった良さがあります。
<腰機の織物について>
織り手の力がダイレクトに伝わるため、直線的には仕上がらず
左右の長さがわずかに異なるなど、他の織物と比べ多少の不均一さが
あります。腰機の織物の特徴として、あらかじめご了承ください。
<手織物のお取り扱いについて>
・天然染料を使用していますので、直射日光やライトのあたる場所での
保管は変色の原因となります。
・汚れた場合は、中性洗剤を使用して手洗いするか、洗濯機の場合は
ネットに入れて、おしゃれ着モードでお洗いください。
・色落ち、移染にご注意いただき、他のものと分けて取り扱ってください。
ご購入の前にご一読ください
- 色むらや、端糸の飛び出し、多少の歪み等が見られる場合がございます。手織物の性質としてあらかじめご了承ください。
- 綿花の収穫、加工を手作業でおこなっています。繊維のところどころに綿花の細かい殻が混じっています。
- 色は、閲覧する機器や環境によっても多少見え方が異なります。製品実物の色は、写真と完全には一致しない点、予めご了承ください。