長野県駒ヶ根市の作り手、池田暢子さんによる
くるみ樹皮を編んだ手提げかごです。
一本の木の歴史が伝わってくるような野趣のある風合い。
スモーキーな渋色と、かっちりとした堅さ、丈夫さが
くるみのかごの魅力です。
こちらは、横長に仕上げたロータイプの一点。横幅は33cmほどです。
樹皮のうら面を外側にして仕立てています。
素材一本一本に濃淡があり、網代に編むことで
モザイクのようなリズムが生まれます。
縁と持ち手部分には、しなやかな やまぶどう素材を使用。
池田さんはかごづくりを学ぶため、福島の奥会津に数年間暮らし、
素材や技法を身につけたのち、長く製作を続けてこられました。
みずから山に入って材料を採り、やまぶどうやクルミ、カエデや
またたびなど、素材ごとにそれぞれの魅力を引き出したかご作りを
行っています。
くるみは、あけびややまぶどうと並んで、かご作りに適した素材の一つ。
東北や信越地方の、山の多い地域で主に作られてきました。
樹皮の採取ができるのは、初夏の数週間のみ。
おもて面の色の変化は比較的すくなく、内側のこげ茶色の面は
長く使い込むうちに、少しづつつやが出てきます。
材質 | クルミ、ヤマブドウ |
---|---|
サイズ (外寸) |
上部 約33×10cm、 底 約31×9cm、 高さ 約19cm (+持ち手 約13cm) |
重さ | 約300g |
生産国 | 日本 (長野県) |
簡易ギフト対応 | 承ります。 簡易ギフト対応について |
ご購入の前にご一読ください
- 本品は天然の樹皮を利用した手作りの製品です。色むら、多少の汚れやキズ、表皮の割れや剥がれ、素材由来のゆがみ等が見られます。素材の性質としてあらかじめご理解下さいませ。
(繊維に沿った割れの例) - 製品の色合いやサイズは一点一点少しづつ異なります。写真の色や表示サイズは目安とお考えください。
- 風通しのよい場所で、乾燥した状態で保管してください。(濡れたまま放置しますと変質の原因となります。)