宮城の農家に長い間伝わってきた、「肥料かご」。
こちらは、その技を応用して作られた、大きめの深かごです。
たとえば、キッチンや玄関周りの収納に。
空間にピンと端正な雰囲気を加えてくれます。
たっぷり容量ですが、縦長なので場所をとりません。
ほそく裂いた篠竹のあいだに、テープ状にととのえた桜の樹皮を挟みこみ、
細かなものも取りこぼさない構造になっています。
農作業用のかごだったとは思えないほど、手をかけた作り。
端の処理の美しさにも、その技術の高さがうかがわれます。
<宮城の肥料かご>
「肥料かご」の故郷である宮城県の大和町は、仙台北部の平野に位置する
農村地域です。
農業に加えて農作業用のかごづくりも盛んな土地柄で、ここで作られた「箕(み)」や
収穫用のかごは評判が高く、県外にも多く出荷されていたそうです。
箕づくりの高度な技をかごに応用したのが、この肥料かご。
その名の通り、肥料を撒いたり、収穫したり、畑で活躍する道具として
長く愛用されてきました。
防水性を高めるため、篠竹、桜の皮、藤と3つの素材を巧みに
組み合わせているのが特徴。
肥料など、水分を多く含んだ重たいものの運搬用には、竹のあいだに桜の樹皮を挟みこむという
手法はとても合理的でした。
材質 | 篠竹、山桜、藤、竹、麻ひも |
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サイズ (外寸) |
上部直径: 約27cm 底部:約21x21cm 高さ: 約24cm |
生産国 | 日本(宮城県) |
ギフト包装 | 不可の商品となります。 |
ご購入の前にご一読ください
- 本製品は天然の植物を利用した手作りの製品です。多少の折れやささくれ、黒ずみがある場合がございます。天然素材の製品の風合いとしてご理解いただいた上で、ご購入いただければ幸いです。
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お客様の声
はる様 | 投稿日:2017年05月22日 |
おすすめ度:
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しっかりしているカゴです。丈夫そうです。そのぶん思ったより少し重さがあります。
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