ポルトガル中部では、栗材に加え、アカシアなどの広葉樹を使った
しなやかな「へぎ材」のかごを今も見ることができます。
こちらは、コインブラ近郊の村で作られている
伝統的な木のかごです。
大きく、平たいかごに持ち手の付いた、運搬に適した形。
かつては、野菜や果物を頭の上に載せて運ぶ道具として、
暮らしの中で活躍していたそう。
主材にはアカシア、側面や縁部分には栗や竹が使われています。
多種類の木材を巧みに組み合わせた作りに、
作り手の森や木材への造詣の深さがにじんでます。
昔ながらのざっくりとした作り。
特に縁の折り返し部分には、木材の性質上 割れが多く見られますが、
働くかごの力強さ、ダイナミックさが伝わってきます。
すでに年代物のかごのような貫禄を持った一点で、経年変化が楽しみです。
ご購入の前にご一読ください
- 本製品は天然の植物を利用した手作りの製品です。色ムラや、割れ・ササクレ、また素材の先端や節部分に
引っ掛かりやすい箇所が見られます。天然素材の性質としてあらかじめご了承くださいませ。
色ムラの例 - 高温多湿をさけ、風通しのよい場所で保管してください。