スウェーデン・ダーラナ地方のSpankorg/スポンコリ（マツのかご）。
木工職人のビョルンさんの手によるものです。

マツのへぎ板を編み合わせ、底をしっかりとした補強した
スポンコリは、強く、そしてつややかな明るい木肌が特徴です。

ななめに組んだ編み目が印象的なこの形は、スウェーデンの中でも
とくにダーラナ地方で盛んに作られてきた歴史があります。

北欧の寒さの中で、150～200年という時をかけてゆっくり育った
マツが素材です。

手提げ用に仕立てた、なめらかな本革ハンドルの一点です。












底面には、ビョルンさんの焼き印。






湖のほとり、れんが色の家が並ぶちいさな町に工房を構える
ビョルンさんは、スポンコリや曲げ木の製品など、ダーラナの
自然を生かした伝統的な木工を得意としている職人さんです。