白樺の樹皮を編んだ北欧伝統のかご、ネーベルスロイド。

スウェーデン・ヨーテボリの白樺職人、ブロールさんの手により
一点一点作られています。

こちらは、卓上サイズのふた付きの小物入れ。
中には仕切りもついた、ブロールさん特製の一点です。

アクセサリーや腕時計など、日々大切にしているものを
そっとしまっておきたくなるような、愛らしい小物入れです。








構造上、合わせ目には多少の隙間ができます。


｜北欧の白樺細工｜

革にも似たやさしい手ざわりと、あたたかな色合いが
白樺素材の特徴です。

北欧の国々では、古くから白樺を使って、さまざまな
生活道具が生み出されてきました。

樹皮の採取ができるのは、一年のうち限られた時期だけ。
これを時間をかけて下処理した後、幅数センチのテープ状に
加工し、二枚重ねに編んでいきます。

樹皮の色味や風合いは、気候や土壌、木一本ごとの個性によって
変わり、仕上がるかごの表情も一点一点少しずつ異なります。
色あいは、年月とともにゆっくりと深みを増していきます。



ヨーテボリ郊外に暮らす白樺工芸家、ブロールさん。


家々はみな、スウェーデンの伝統色である深いえんじ色に塗られています。



白樺の樹皮は初夏に採取し、拡げて重しを乗せ、屋内で保管します。
じっと出番を待つ素材たち。