【生命の樹】
織り手:ロムアルダ・プザノフスカ
サイズ:約48×81cm
解 説:SLOWART 藤田泉さん
ロムアルダ・プザノフスカさんによる『生命の樹』です。
濃紺の糸で織られた生命の樹には、鳥とたわわになる実が。
ヤノフの伝統柄を組み合わせたデザインになっています。
『生命の樹』は、1930年代にヤノフ織りに取り入れられるように
なったモチーフの一つ。
真っすぐな幹から、のびのびと枝葉を広げる大きな木は、
生命の力、聖なる力、愛の力、生命の賛歌などを象徴しています。
◇織り手◇
ロムアルダ・プザノフスカさんは、娘のルチナ・ケンジェルスカさんと
ともに親子2代でヤノフ村の織物を織っています。
全盛期にはポーランド各地で個展を開くほどに、国内では名の知られた方。
1990年代に引退したものの、ルチナさん活躍に触発され、7年前より
ふたたび織物を手掛けるようになりました。
ルチナさんと、母のロムアルダさん。
◇ヤノフ村の絵織物◇
ポーランド東北部ポドラシェ県のヤノフ村に受け継がれてきた手織物です。
昔ながらの木製の織り機を使い、羊の毛糸を時間をかけて織りあげる、
あたたかな風合いの織物です。
複雑な模様も描ける高度な「二重織り」の技法は、18世紀にこの地へと
伝わって以来、母から娘へと受けつがれてきました。
その魅力は、布いっぱいに描かれる身近な自然や村の暮らしの風景。
多彩な伝統模様に、織り手ごとのオリジナルのモチーフも加わって、
自然の恵みとともに営まれてきたヤノフ村の物語が、一枚一枚に
織り込まれています。
材質 | 羊毛 |
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サイズ | 約38×94cm (フリンジを除く) |
生産国 | ポーランド(ヤノフ村) |
簡易ギフト対応 | 不可の商品となります。 |
ご購入の前にご一読ください
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