沖縄・八重山諸島の石垣島にて制作されている「月桃」のかごです。
「月桃」は、沖縄ではなじみの深い 常緑の草。
その葉をテープ状に割いて編み上げた、手提げのかごです。
おもて面はナナメ編み、内面はタテヨコに編んだものを二重に重ね、強度を高めています。
縁部分にもたっぷりと月桃を使い、しっかりと巻き上げています。
つやつやとした月桃の手ざわり、ふっくらとしたシルエットに沖縄のかごらしさが宿っています。
<沖縄の月桃のかご>
小さなかわいい花を鈴なりに咲かせる月桃。
亜熱帯地域に育つショウガ科の草で、沖縄ではサンニンとも呼ばれています。
さわやかな芳香を持つことで知られ、葉はお茶にしたり、お餅を包んで蒸したり。
天然の防虫抗菌効果も高いことから、沖縄の暮らしの中でさまざまに活用されてきた身近な植物です。
制作の過程で香りは薄まっていますが、使い始めは、月桃の芳香がわずかに感じられることと思います。
- 天然の植物を利用した手作りの製品です。色むらや部分的な変色、小さな折れや割れ等が見られます。素材の特性としてあらかじめご理解くださいませ。
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月桃の香りがわずかに残っています。時間の経過とともに消えていきます。
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風通しの良い場所でお使いください。高湿度の状態での保管は変質の原因となります。
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製品の色合いやサイズは一点一点少しづつ異なります。写真の色や表示サイズは目安とお考えください。