
高知県にて青竹の竹細工を手掛けている、安澤れみさんの作品です。
京都伝統工芸大学校にて竹工芸を学んだのち、アジアの国々をめぐり、自分の手と身体で生きる人々との出会いに刺激を受けて、高知県に移住した安澤さん。
地元の竹を伐り出す作業から、ひごづくり、仕上げまで、すべての工程をお一人で行われています。
こちらは、ふっくらとした舟形のシルエットが美しい手提げのかごです。
全てのヒゴに、通常よりもひと手間かけて、竹の表皮をうすく削りとる「みがき」とよばれる加工が施されています。
全体のバランス感がよく、運びやすさにもこだわったデザイン。
荷物をたっぷり持ってのお出かけや、お買い物に。室内用の収納かごとしても、キッチンで、リビングで、雰囲気よくお使いいただけることと思います。
「浅」は抜群の安定感。車での移動にもおすすめです。

みがきには手当りをなめらかする効果があり、またより早く、より深い色味へと変化していく過程を楽しむことができます。

持ち手に巻かれた、ツヅラフジのこげ茶色がアクセント。手はぐるりと底まで回してあり、竹釘でしっかりと固定されています。

底を支える「力竹」(中央)と、底を保護する「石ずり」(四辺)。
高知の山深い地域で、自給自足に近い生活を営み、お米と野菜を育てながら、4人の子育てをしているお母さんでもある安澤さん。
その暮らしから生み出されるかごには、青竹ならではの実用性と、京都の竹細工らしいこまやかな美しさがみごとに同居しています。
※本品のご購入はおひとり様1点までとさせていただきますこと、恐れ入りますが何卒ご了承くださいませ。
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天然の植物を利用した手作りの製品です。小さなキズや割れ、天然の黒ずみや色ムラなどが見られる場合があります。素材の性質としてご理解くださいませ。色味は徐々に茶色へと変化していきます。
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置いたとき、若干のがたつきが見られる場合がございます。
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製品の色合いやサイズは一点一点わずかに異なります。写真の色や表示サイズは目安とお考えください。
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直射日光・高温多湿を避け、風通しのよい場所でご使用ください。
