【四季】
織り手:ヘレナ・ゴウコ
サイズ:約85×205cm
解 説:SLOWART 藤田泉さん
ポーランド東北部の小さな村、ヤノフに伝わる二重織りの織物です。
こちらは、ヘレナ・ゴウコさんによる「四季」のタペストリー。2023年の年号入りの大判の作品です。
下から、コウノトリがやってくる春、夏のお祭り。秋の収穫やきのこ狩り、冬の雪遊び、などなど。
季節ごとにやってくる農村のたのしい時間をたっぷりと織り込んだ、とても豊かなタペストリーです。
織り手のヘレナ・ゴウコさん。
◇ヤノフ村の絵織物◇
ポーランド東北部ポドラシェ県のヤノフ村に受け継がれてきた手織物です。
昔ながらの木製の織り機を使い、羊の毛糸を時間をかけて織りあげる、あたたかな風合いの織物です。
複雑な模様も描ける高度な「二重織り」の技法は、18世紀にこの地へと伝わって以来、母から娘へと受けつがれてきました。
その魅力は、布いっぱいに描かれる身近な自然や村の暮らしの風景。多彩な伝統模様に、織り手ごとのオリジナルのモチーフも加わって、自然の恵みとともに営まれてきたヤノフ村の物語が、一枚一枚に織り込まれています。
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色の見え方は、閲覧する機器や環境によって多少異なります。製品実物の色は、写真の色味と完全には一致しない点、予めご了承ください。