テーブルによく映える、クリーム色のヤナギのかご。かご作りの盛んなリトアニアより届きました。
こちらは花びらのような模様が目を引くプレート。直径は32センチほど。テーブルに華やかさを添えてくれる一点です。
リトアニア中部の小さな村で 代々にわたってかご作りを家業としてきた職人ユオーゾさん一家の製品です。
ざっくりと素朴な作り。貴重な素材を無駄にしないよう、枝先の細い部分もカットせずに、最後まで編みあげるのがユオーゾさん流です。
底は丸みを帯びていて、置いた時 多少の揺れがあります。
暮らしの中で必要とされるさまざまな形を、大きなものから小さなものまで自在に生み出す伝統のヤナギ細工。
街から少し離れた自然豊かな土地でのかご作りは、工房の裏手に広がる広大なヤナギ畑を手入れすることにはじまります。
1~3年ほどかけて育てた枝は、毎年冬の間に刈り取ります。長さや太さごとに選別し、外皮を一本一本剥ぎ取って、数か月間の乾燥を経たのちに、編む段階へと入っていきます。