ぐるぐるのうずまき編みが目をひく、個性的なかご。西アフリカの小国、ブルキナファソから届きました。
「スンバラ」というのは、西アフリカで広く作られ、食されている調味料のこと。ネレという木の種を発酵させたもので、種を水洗いする場面に欠かせないのが、このかごです。
独特のうずまき編みは、ほそい水草から 強いかごをつくるために考え出されたのであろう、この地域に特徴的な技法です。
縁には、補強のため樹皮の繊維を巻き付けています。
現地の日々に溶け込んだ、素朴な暮らしのかご。
手に取ると、ごく軽く、弾力があって 風通しよく、女性たちの笑い声が聞こえてきそうな、明るいかごです。
ブルキナファソは、サハラ砂漠の南縁に位置し、ガーナやニジェールと国境を接する熱帯の国。稲作のほか、タロイモやとうもろこしの栽培が盛んな農業国でもあります。
約60もの民族が、それぞれに固有の言語と文化を保ちながら共存しており、かごに関しても、地域ごと民族ごとに多種多様な形を見ることができます。
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本品は、天然の植物を使った手作りの製品です。素材の表面には、毛羽立ちや繊維くず、色むらや部分的な変色、若干のゆがみや割れ等が見られる場合がございます。素材の特性としてあらかじめご理解ください。
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風通しの良い場所で、乾燥した状態で使用・保管してください。(高温多湿は変質の原因となります。)
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サイズは一点ずつ、多少の差がございます。表示のサイズは目安とお考えください。