バルト三国のひとつ、手仕事の盛んなラトビアの、
熟練の作り手によるヤナギのかごです。

ラトビアの壁掛けのかごは、このような球形仕上げが伝統的。
背面は平らで安定感よく掛けることができます。

キッチン、リビング、玄関など使い道はいろいろ。
ドライフラワーやグリーンとの相性も良好です。


ひし形の飾り編みにも、この地域の特徴が表れています。





本品の作り手は、40年近いキャリアを持つベテランの男性です。
細部にまで目の行き届いた、こまやかな仕上げを得意として
います。

ヨーロッパのかごの主な素材であるヤナギは、栽培の歴史も
古く、地域によって、品種も加工方法も、編みの技法も
バラエティに富んでいます。

ラトビアをはじめとするバルト地域では、枝の外皮を剥き、
テープ状に削り整えたものを編む手法が多く見られます。

色は時間とともに少しづつ深まっていきます。