ヨーロッパの東、バルト海に面したエストニアのパインのかごです。
パインのへぎ材を組み上げて作る箱型のかごは、北ヨーロッパを
中心に伝わってきた古い技法のひとつ。
定番品をアレンジして「正方形」に仕上げたこの浅型のトレイは、
当店オリジナル仕様の一点です。
限られたスペースでも使いやすい、収納効率のよい形。
明るく、清潔感のある素材感で、食卓のコーディネートにも
きっと活躍してくれることでしょう。
持ち手は、パインの「根」をねじったもの。
とても丈夫な繊維質の素材で、手によくなじみます。
当製品は、家族経営の工房「ストラウス社」にて製作されています。
ストラウス一家の職人に加え約30人の職人さんたちが、全ての製品を
ハンドメイドで仕上げています。
無垢のパイン材の質感をいかしたシンプルなつくり。色は、時間とともに
少しずつ深みを増していきます。
<エストニアのパイン・バスケット>
木の割材を使ったかご作りは、ヨーロッパなど寒い地域に発達した手法の一つです。
エストニアなどの北欧諸国では、ごく身近な針葉樹であるパイン(ヨーロッパ赤松)
が多く利用されてきました。
軽くて扱いやすいパインのバスケットは、かつては、流通を担う働くかごとして、
今は暮らしを彩る生活具として、変わらず愛され続けています。
ご購入の前にご一読ください
- 割材を使用した手作りの製品です。パイン材は部位により色味や木目の違いが大きいため、製品としても比較的
個体差が大きいのが特徴です。また仕上がりサイズ、割材の幅や使用本数にも多少の差ある場合がございます。
商品画像や表示サイズは一例とお考えください。 - 素材の性質上、下の写真のように、板の端や折り目の部分には割れやささくれが生じます。
また加工の際に、白い擦れ跡やカッター跡がつくことがあります。あらかじめご了承ください。