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写真家の大西暢夫さんによる、東日本大震災の被災地からの報告、第二弾です。

岐阜新聞での2回目の連載となる、「3.11の証言 -心に留める東日本大震災-」の内容が、一冊にまとまりました。

大西暢夫 東北沿岸600km 震災報告 II  大西暢夫 東北沿岸600km 震災報告 II

今回は、震災から1年をへて、被災者自身が3.11当日の様子を語る、インタビュー形式になっています。

2011年3月の第1回連載につづき、その日、その場にいた人の体験を、体験しなかった者に克明に伝えようと試みる、大西氏ならではの内容の濃いレポートです。

当冊子の売上金は、経費を除き全額が、被災した子どもたちの支援活動に寄付されます。
カゴアミドリは、大西氏の活動に賛同し、当冊子の販売協力を行っています。

著・発行:大西暢夫
サイズ:A5判 モノクロ48ページ

送料:
・4冊まで 216円 (クロネコDM便)
・4冊以上は、通常の宅配便利用の配送代金となります。


※DM便は、お届け日時の指定はできません。お届けまで、3-5日程かかります。
※送料には、ご注文一件につき40円のショッピングサイト利用料が含まれています。

大西暢夫 東北沿岸600km 震災報告 II

【はじめに】より抜粋

「...たくさんの失ってしまった命を考えると、その絶望感はいまだ拭いきれていない。最近、現場を見た者と、見ていない者との感じ方の差が大きいと思った。見た者がどのように現場を伝えていけるかが、これからの東北の興味につながっているような気がした。

東松島市の小野駅前仮設住宅の一部屋にスタジオを作り、ひとりひとりの『3.11の証言』を話してもらいました。聞く側もつらい時間でしたが、話す人の決心も大きなことだったと思います。...一年たっても重たいものを背負っていると思いました。」 (大西暢夫氏)

大西暢夫 3.11の証言 -心に留める東日本大震災- (震災報告 II)

価格: ¥277 (税込 ¥300)
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【大西暢夫さん プロフィール】

おおにし・のぶお 写真家。1968年生まれ。岐阜県で育つ。
写真家・映画監督の本橋成一氏に師事。原発事故後のチェルノブイリに入り、映画「ナージャの村」のスチール写真を担当。主な著書に「僕の村の宝物」(情報センター出版局)、「分校の子どもたち」(カタログハウス)、「ひとりひとりの人」(精神看護出版)など。2010年刊行の写真絵本『ぶた にく』で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞を受賞。映画監督作品に「水になった村」がある。東日本大震災後は被災地に通い、取材を続けている。


◎ 大西さんとカゴアミドリの出会いについては、ブログでご紹介しています。

お客様の声

カモノハシ様 投稿日:2012年08月17日
おすすめ度:
震災報告続編連載にあたり大西さんが証言依頼の時期を「一年後」と定められたことに、さすがに多くを見てこられた方だ、とまず感心しました。

本当は話すのもしんどいだろうに足を運んで証言してくださった方たちに感謝すると共に、その方たちのこころが負った重たいものをどうすれば少しでも軽くできるのだろうか、と無力を感じつつ考えています。
津波の恐怖、多くの死を目の当たりにしたこと、目の前で亡くなっていく人を助けられなかった、生きているのが申し訳ないという自責の念など、PTSDをはじめとしたこころのケアは急務だと思います。

大西さんがこれまでに訪ね歩いてこられた自然災害や原発事故の被害地、ダム建設予定地、精神障害者施設など、それぞれそこに在る人々へ寄せる想いは共通していると感じます。
私たちも想像力をしっかり持ち、苦しみ悲しむ人たちに思いを致し、未来へ恥ずかしくないようなものを手渡していけるように、と念じています。
エリ様 投稿日:2012年08月14日
おすすめ度:
震災時の映像はたくさん見たが、証言文は映像よりもある意味残酷なリアルだった。頭に情景が浮かんできて、少し被災者の方に近づけた気がした。
おらあ三太だ様 投稿日:2012年07月14日
おすすめ度:
こういう話を取材するのは辛だろうと心から思いました。
大西さんが、前に出された精神病棟の人々の写真集でも、どのようにして、ここまで話をひきだせたのか、本人から写真をとることの許諾が得られたのか不思議でしたが、この報告でも同じ思いをいだきました。
大西さんの取材のあり方、さらに言えば生きる姿勢そのものが、こうした結果を生み出しているのだと思います。
原発反対を言葉で言うのはたやすいけれど、それは、これまでの便利さへの飽くなき欲望や、経済重視の価値観を見直すという決意があってこそ生きた言葉になります。そのことを、私は忘れたくないと思います。