ポルトガルの首都リスボンの北方、サンタレン地域で
古くから作られてきた、「BUNHO(ブニョ)」のスツールです。
ブニョとは、ポルトガルの中~北部の水辺に自生する
カヤツリグサ科の草で、和名ではオオフトイ(大太藺)。
その名のとおり、太く立派な茎が、さまざまなものづくりに
利用されてきました。
夏の間に刈りとり、天日干しで乾燥させたブニョは、軽く、
なめらかで、強い素材となります。
これを太く束ねて、力いっぱい巻き上げていくことで、
どっしりとした安定感の良いスツールが完成します。
しっかりと体重を受け止めてくれる座り心地のよいスツール。
床で作業をする時にほどよい高さです。
ソファーのフットレストとしても便利。
いまも制作を続けている数少ない職人のお一人、
マヌエルおじいさんが、素材の採取から下処理、仕上げまで、
全ての工程を手掛けています。
ブニョをはじめ、水辺や沼地に育つ草には、水質を保ち、
ちいさな生き物たちのすみかを提供する役割があります。
草を上手に利用することで、その生育環境が保たれ、
水辺の環境保全にもつながってきました。
材質 | ブニョ(オオフトイ) |
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サイズ | 座面直径 約26cm、底直径 約36cm 本体高さ 約30cm |
重さ | 約 2.5kg |
生産国 | ポルトガル |
簡易ギフト対応 | 不可の商品となります。 |
ご購入の前にご一読ください
- 本製品は天然の植物を利用した手作りの製品です。色ムラや、ちいさな割れ目・裂け目、圧痕等が見られます。素材の性質としてあらかじめご了承くださいませ。
- 高温多湿をさけ、風通しのよい場所で保管してください。