パイン(松)の薄い板を編んだ昔ながらのかご。
スウェーデン「スカンジナビスク・ヘムスロイド」の製品です。
こちらは深さ20センチほどの、ワンハンドルのバスケット。
キッチンの食材ストックをはじめ、本や雑誌、道具類の収納や持ち運びに、とても使いやすいサイズ感です。
持ち手は、丈夫なパインの根の使ったしっかりとした作り。床置きでも使いやすい形状で、重さのあるものの保管や移動を助けてくれます。
木の温かみ、やさしさが伝わってくる素朴なたたずまい。お部屋にぱっと自然な明るさを添えてくれます。
木目や色の出方は一点一点異なります。
持ち手には、パインの丈夫な根を使用。ねじりをかけることでさらに強度を出しています。
|スウェーデンのパイン・バスケット|
木の割材を使ったかご作りは、ヨーロッパなど寒い地域に発達した技法の一つです。スウェーデンなどの北欧諸国では、ごく身近な針葉樹であるパイン(ヨーロッパアカマツ)が多く利用されてきました。
特徴は、中心部は赤褐色、周辺部は淡いクリームの明るい色の組み合わせ。
パインを使った箱型のかごは、軽くて扱いやすく、かつては流通を担う働くかごとして、今は暮らしを彩る生活具として、変わらず愛され続けています。
色は、時間とともに少しずつ深みを増してゆきます。
- 木材を使用した手作りの製品です。パインは部位により色味や木目の違いが大きく、比較的個体差の大きな製品となっております。写真の色味や木目の出方、サイズは一例とお考えください。
- 素材の性質上、下の写真のように、板の端や折り目の部分には割れやささくれが生じます。
また加工時や輸送時に、白い擦れ跡がつくことがあります。あらかじめご了承ください。