沖縄・八重山諸島の石垣島にて制作されている「月桃」の鍋敷きです。
島でガンシナーと呼ばれているこの道具は、もともとは頭に荷物を乗せて運ぶ際に、バランスをとるための台座として使われていたそう。
いまは、鍋敷きとして作られています。
つややかな月桃の葉を巻きあげた、厚みのあるドーナツ型。平鍋はもちろん、土鍋など底の丸い鍋との相性が良好です。
壁掛け用に、月桃素材の手撚りの小縄がついています。
写真の鍋は、直径24cmほどの標準サイズ。
スイカなど、丸いものを安定感よく置きたい場面にも。
素材には濃淡があり、色や形は1点づつわずかに異なります。また手作りのため、多少の歪みがあります。
<沖縄の月桃のかご>
小さなかわいい花を鈴なりに咲かせる月桃。
亜熱帯地域に育つショウガ科の草で、沖縄ではサンニンとも呼ばれています。
さわやかな芳香を持つことで知られ、葉はお茶にしたり、お餅を包んで蒸したり。
天然の防虫抗菌効果も高いことから、沖縄の暮らしの中でさまざまに活用されてきた身近な植物です。
制作の過程で香りは薄まっていますが、使い始めは、月桃の芳香がわずかに感じられることと思います。
- 天然の植物を利用した手作りの製品です。色むらや部分的な変色、小さな割れや飛び出し等が見られます。素材の特性としてあらかじめご理解くださいませ。
- 月桃の香りがわずかに残っています。時間の経過とともに消えていきます。
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風通しの良い場所でお使いください。高湿度の状態での保管は変質の原因となります。
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製品の色合いやサイズは一点一点少しづつ異なります。写真の色や表示サイズは目安とお考えください。