
イギリス南部デヴォン州に伝わる、Stave=樽板のかご。
樽作りの技術から生まれたといわれる、伝統の木かごです。
かつては酪農や畑仕事などに広く使われていたという、どっしりとした存在感を湛えるかご。
「樽」と同様、厚手の板を絶妙な幅と長さにカットし、すき間なくはめ合わせた作りが特徴となっています。
屋外でのヘビーな仕事にも耐える強さと、均整の取れた美しさを兼ねそなえ、インテリアを彩るアイテムとしても他にはない個性を放つ一点。
制作には、木や森に関する幅広い知識と、熟練の木工技術を要します。
その技を受け継ぐ人は、イギリス国内にわずか数名のみ。
本品は、南部の木かご職人ドミニク・パレットさんの手によるものです。

フレームと持ち手には皮つきの栗、側板にはヤナギ、底板にはカラマツの厚い板が使われています。

数多くのパーツを、釘を使って固定していきます。
重さは約1.7キロほどあり、手に持つとずっしりとした重さが感じられます。

厚い底板には、カラマツを使用。

深いこげ茶色の部分は栗材。素材の風合いをそのまま生かし、全体の印象を引きしめる役割もになっています。
加熱し、型に当てて曲げ加工を行います。
Steve basketのベースは、「樽」づくりの技。
側板は1枚1枚、カットする長さや角度を絶妙に調整し、全てがぴったりとかみ合うように削っていきます。
|ドミニク・パレットさんの木かご|
ドミニクさんは、イギリスの中でもっとも多くの森林を擁するイーストサセックス州の生まれ育ち。
地元の森に自生する栗やヘーゼル、みずから育てたヤナギなどを素材に、伝統的な木かご作りを続ける熟練の職人のお一人です。
学生時代には森林管理や林業を学び、卒業してから10年ほどは、生垣職人としての経験を積んできたそう。
仕事の合間の楽しみとして始めたのが、かご作り。徐々に本格的に取り組むようになり、2002年に独立。さまざまな素材や製法を学ぶなかで惹かれたのは、やはり地元の「木」を使った伝統的なかごでした。
栗やヘーゼル、マツなどの木材は、地元の森に分け入って採取。ヤナギは自らの手で畑で栽培しています。
「ヤナギ畑の成長サイクルは、周囲の森に生きる多様な動植物との調和の上に成り立っています。大切なのは、自分の作るものがこれらの環境と良い形でつながっていることだと思っています」
森の資源を持続可能な形で利用すること、そのための森林の保全に、
情熱を傾けて取り組んでいる作り手さんです。
◎イギリス サセックスの森から -ドミニクさんの木かご-(ブログ)
https://kagoami.com/store/blog/260610/
- 本製品は天然の木材を利用した手作りの製品です。色むらや小さな割れ・ささくれ、節穴等が見られる場合がございます。天然素材の特徴としてご理解ください。 また、制作時や輸送時に、わずかな擦れ跡・へこみ跡がつく場合がございますこと、あらかじめご了承ください。
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栗材の外皮は、自然のままの風合いを生かしており、個体差があります。また色むらや表皮のひび割れ、節目等が見られます。

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製品の色合いやサイズは一点一点少しづつ異なります。写真の色や表示サイズは目安とお考えください。
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風通しのよい場所で、乾燥した状態で保管してください。(湿度の高い状態で放置しますと、変質の原因となりますのでご注意ください。)