イギリス南部デボン州に伝わる、Stave=樽板のかごです。
木樽をつくる技術から生まれたものと考えられており、かつては酪農や畑での収穫などに活躍しました。
厚い木の底にはカラマツ、側面にはヤナギ、枠材には栗の木を使った大変頑丈な作り。重さは約1.5kgほど、手に持つとずっしりとした頼りがいが感じられます。
木材に関する幅広い知識と熟練を要するこの古いかごを製作できる人は、現在わずか数名のみ。稀少な伝統工芸品の一つです。
作り手はドミニク・パレットさん。みずから育てたヤナギや、森に自生する栗やヘーゼルを素材に、
イギリスの伝統的なかご作りの技を生かして製作を続ける熟練の職人です。
また、森の資源を持続可能な形で利用すること、そのための森林の保全に、情熱を傾けて取り組んでいる方でもあります。
- 本製品は天然の木材を利用した手作りの製品です。色むらや小さな割れ・ささくれ、節穴等が見られる場合がございます。天然素材の特徴としてご理解ください。 また、制作時や輸送時に、わずかな擦れ跡・へこみ跡がつく場合がございますこと、あらかじめご了承ください。
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栗材の外皮は、自然のままの風合いを生かしており、個体差があります。また色むらや表皮のひび割れ、節目等が見られます。
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製品の色合いやサイズは一点一点少しづつ異なります。写真の色や表示サイズは目安とお考えください。
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風通しのよい場所で、乾燥した状態で保管してください。(湿度の高い状態で放置しますと、変質の原因となりますのでご注意ください。)