webショップ入荷情報(5/5)


長野 池田暢子さん
クルミ・ウリハダカエデ
新作のかご 並びました。

ゆたかな自然に囲まれた長野・駒ケ根で、さまざまな植物を使ったかご作りを続けている池田暢子さん。

当店では、おもにヤマブドウを素材とする作品を中心に紹介させていただいており、定番中の定番「ななめ編み」の手提げかごは、取り扱いをはじめて13年目を迎えました。

今回は、池田さんが得意とする「クルミ」や「ウリハダカエデ」の樹皮を使った新作のかごを、形も豊富にご紹介できることとなりました。

ウリハダカエデは、カエデの一種で日本にしかない固有種。その名の通り瓜に似た、あるいはうり坊(イノシシの赤ちゃん)の背中の模様を思わせるようなシマシマ模様が特徴。当店でもはじめてご紹介する素材となります!

<ウリハダカエデ>

◆トレイ(四角)https://kagoami.com/SHOP/JNY419.html
◆整理かご (両持ち手) https://kagoami.com/SHOP/JNY420.html
◆手提げ (胴張) https://kagoami.com/SHOP/JNY421.html
◆手提げ (四つ目 小) https://kagoami.com/SHOP/JNY422.html

 

<クルミ>

◆トレイ(オーバル) https://kagoami.com/SHOP/JNY414.html
◆整理かご (正方 深) https://kagoami.com/SHOP/JNY416.html
◆手提げ (あじろ 大)  https://kagoami.com/SHOP/JNY418.html

「かごを編むだけでなく、材料を採りに山へ行くのがとにかく楽しみ」と語る池田さんは、信州大学 農学部 森林科学科のご出身。

学生時代は毎年白馬岳に登り、テントで寝泊まりしながら高山植物の植生調査を行ったり、棚田など里山の整備について学んだそう。

当時も今も、豊かな自然環境を維持しつつ、それを生かして暮らしていくにはどうしたらいいかと考えながら 活動を続けていらっしゃいます。

◎長野のかご
https://kagoami.com/SHOP/140215/list.html

 


ラオスの竹文化
種まきかごとパーカオ

日本と同じく、竹の文化圏に属するラオス。今も人々の生活に欠かせない道具として、あらゆる場面に竹かごやざるが存在しています。

今回は、ラオスに暮らす多様な民族のうち「タイ・ルー族」の人々の暮らしの必需品となっている二つのかごをご紹介します。

現地で「パーカオ」と呼ばれているのは、小さな台のような竹かご。

床に座ってみんなで囲む食事やお茶の時間に 料理や食器を載せる台として使われている他、機織りや編み物をしている女性たちは、作業用の道具の置き場としても愛用していました。

現地で一般的に使われているものより、一回り小さめのものをオーダーしています。食卓でくだものを並べたり、脱衣場でタオルを載せたり。ちょっと置いておきたいもの、よく手に取るものを取りやすくしてくれるかごです。

◆バンブー パーカオ(小台)
https://kagoami.com/SHOP/SLH131.html

 

もう一つは、ふっくらと小ぶりな形がかわいい、紐付きの竹かご。

本来は種まき用のかごで、丈夫なシナの繊維を使った手縒りの紐が使われています。
キッチンの壁などのデッドスペースや、S字フックにかけるなど、ちょっとした小物の収納などにお使いください。

◆バンブー 種まきかご
https://kagoami.com/SHOP/SLH121.html

 

これらの商品は、ラオスの伝統的な手仕事を紹介している「SAN Laohandicraft」を通じて販売しています。

◎アジアのかご
https://kagoami.com/SHOP/90574/list.html

 

。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°+

今年のゴールデンウイークは、ひさしぶりにのんびり旅行を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

当店の場合、5月といえば毎年GWの翌週に開催している『蒜山かご展』の出店をとても楽しみにしています。

岡山・蒜山高原は、西日本有数の行楽地として知られていますが、室町時代から続いているといわれる「ガマ細工」の産地でもあります。

日本国内だけでなく、世界的に見てもたいへん希少な手仕事の魅力を、地元のみなさんにももっと知ってほしいと、
「蒜山蒲細工振興会」の全面的なご協力により3年前から実施しているこの企画。

年に一度の開催は、参加者同志の交流はもちろんのこと、お客様が長く愛用してきたガマ細工の修理や、リクエストから誕生した新作の発表などの機会となってきました。

材料となる「ヒメガマ」の収穫量は年々減少しており、伝統技術の継承も深刻な状況です。

そこで昨年は、材料を余すことなく活用する「がまマット・プロジェクト」もキックオフしました。今回の会期中は
試作品の数々をご覧いただける予定です。

600年以上にわたって受け継がれてきた蒜山がま細工。現在の活動、そしてこれからに、ぜひ期待していただきたい
と思っています。

『蒜山かご展』
https://kagoami.com/store/blog/2023hiruzenkougei/
【日時】5月13日(土)~15日(月)
【会場】蒜山耕藝の食卓 くど(岡山県)

 

2023.5.5

◎メールマガジンを受け取る(毎週金曜配信)
→ スマホの方
→ PCの方

ARCHIVE