webショップ入荷情報(5/20)

◇ ポーランドの森生まれ 職人たちが手掛ける伝統のかご ◇

今日ご紹介しますのは、ポーランド国内の小さな村々だけに残る、珍しいかたちのかごたちです。

森や湖沼に恵まれたポーランドでは、ヤナギ素材を中心に、ヘーゼル(ハシバミ)、スプルース(トウヒ)など、多様な木材を利用したかごづくりが、地域ごと育まれてきました。

東部・ヤスウォ村のヘーゼルのかご。南部・ヤボジンカのスプルースのかご。北部・ルチミア村のヤナギかご。それぞれに、木の性質を巧みに生かした作りからは、森と人の暮らしの距離の近さが伝わってきます。

昔のままの方法で作り続けているこれらのかごは、いまではポーランド国内でも大変稀少なものとなっています。

【スタニスウォフさんのヘーゼルのかご】
白くふっくらとした形がなんともかわいいヘーゼル(ポーランド語でレスチェナ)のかご。

木全体を伐採することなく、毎年伸びる若い枝だけをへぎ材にして使うため、適度な森の手入れにもつながっています。

かつてはどの家でもかご作りをしていたというヤスウォ村ですが、こちらも現在の作り手は、スタニスウォフさん一家のみとなっています。

レスチェナ
S:https://kagoami.com/SHOP/EPS110.html
M:https://kagoami.com/SHOP/EPS112.html
L:https://kagoami.com/SHOP/EPS113.html

 
【ゾガッタさんのスプルースのかご】
南部の山間に暮らすゾガッタさんが手掛けるのは、しなやかで光沢あるスプルース(トウヒ)の根を使ったかご。

足の部分にトネリコやブナの木を削って組み合わせているのも特徴的。

昔は大型のものが中心で、畑仕事や森でのキノコ狩りなどに使われていたそう。80代のベテラン職人ゾガッタさんは驚くほど器用な手先で、ちいさなサイズを精巧に仕上げることを得意としています。

ゾガッタ
S :https://kagoami.com/SHOP/EPS102.html
M :https://kagoami.com/SHOP/EPS103.html

 
【ルチミア村のカヴォンツォク】
弓型の本体に、持ち手と3本足のついたとても珍しい作り。

ポーランド西部、ルチミア村に古くから伝わるこのかごは「カヴォンツォク」とよばれ、いまもなお、ジャガイモの収穫など農作業に欠かせない道具として地元の人々に愛用されています。

今回は、大きなサイズのみの入荷です。

カヴォンツォク XL
https://kagoami.com/SHOP/EPS213.html

◎ポーランドのかご
https://kagoami.com/SHOP/176168/list.html

◎ヘーゼルのかご訪問記
https://bit.ly/3xmBIVj

 

◇ 福島 奥会津 よりくるみ・やまぶどうの手提げかごが届きました ◇

福島県の奥会津は、豪雪地帯として知られる地域。今年の積雪は例年以上でしたが、雪解けのスピードはとても早かったのだとか。山菜はいつも通りのペースで採りに行っているよ、と教えていただきました。

長い冬を屋内で過ごす生活を続けてきたことから、年配のみなさんの手先からは本当にいろいろなものが生み出されます。

つい最近までは、かご・ざるなどの編組品だけでなく、草鞋やかんじき、蓑などを手掛けられるベテランの方々もいらっしゃいました。

今回入荷したのは、くるみとやまぶどうの手提げ4種類です。

素材の質感をそのまま感じることのできる、シンプルで飽きのこないデザイン。どれも季節を問わず使いやすい色合いです。

◆やまぶどう ロータイプ
 https://kagoami.com/SHOP/JFI103.html

◆くるみ ロータイプ
 https://kagoami.com/SHOP/JFA120-2.html

◆くるみ 手提げ(深)
 https://kagoami.com/SHOP/JFA132.html

◆くるみ 手提げ
 https://kagoami.com/SHOP/JFA130.html

◎福島のかご
https://kagoami.com/SHOP/90532/list.html

 

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先日、ウクライナの食卓を紹介するテレビ番組に「ピエロギ」が映っていたのを見て、なつかしく思い出しました。

ピエロギは、隣国ポーランドでも愛されている東ヨーロッパの家庭料理の一つで、練った小麦粉の生地にさまざまな具を包んで、ゆでたり焼いたりして食べる、見た目は餃子にそっくりの料理。

ウクライナではヴァレーヌィク(茹でたもの)と呼ばれているそうですが、わたしにとっては、ポーランドのかご産地を訪ねたときに出会った、思い出の味です。

旅先で入ったレストランの おすすめメニューに載っていたのは、なんと、甘く煮たブルーベリーの具にサワークリームをたっぷりとかけた「デザートピエロギ」でした。

地元のワインといただいたボリュームたっぷりのひと皿は、もちろん大満足のおいしさでした。

今日はそんなかの地の景色を思い出しつつ、久しぶりに入荷したポーランドのかごをご紹介させていただきました。

2022.5.20

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