◇ ポルトガルより 栗・柳・葦 3つの素材のかご 入荷しました ◇
ポルトガルからはこのほど、各地に伝わる特徴的な形のかごがそろって入荷しました。
■フンダオン 栗のかご■
土地が肥沃で、ブドウ(ワイン)やフルーツの産地として知られる中部の町フンダオン。
特に栽培が盛んなサクランボの収穫に欠かせないのが、丈夫な栗の割材を編みあげたこちらのバスケットです。
持ち手は、本体を構成する三本の枝がそのまま上部に伸びて、一本にまとめられためずらしい作り。筏状の底材も、そのまま両サイドに飛び出させたユニークなデザインとなっています。
同じ栗材を用いたスペインのかごと比べると、形はもちろん、使う部位や下処理もちがうため、見た目の印象はずいぶん異なります。こちらは、全体がクリーム色に統一されたやさしい雰囲気です。
◇ Fundao Chestnut Basket
S:https://kagoami.com/SHOP/ETC302.html
M:https://kagoami.com/SHOP/ETC303.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ETC304.html
■ゴンサロ 柳のかご■
ポルトガル本土の最高峰、北部のエストレラ山脈に近い小さな村 ゴンサロから届いたのは、ジグザグに編んだテーブルかご。
かごの産地として長い歴史を誇るこの村では、細いヤナギの枝を用いたこまやかな編みの伝統が色濃く残っています。
風通しのよい軽やかなかごは、くだものかごやパンかごに使い勝手のよいサイズ感です。
◇Zigzag Basket
https://kagoami.com/SHOP/ETC305.html
■アルガルヴェ 葦のかご■
ポルトガル南部の海辺に位置するアルガルヴェの人々が愛用してきた「ケーン」のバスケット。
ケーンは高さ2~4メートルにもなる大型の草で、日本語ではダンチクと呼ばれる葦の仲間。同じイネ科の「竹」によく似た
色と質感の素材です。
海辺でとれたての蛸や魚を運ぶ用途にも使われてきたという、漁師町のかごです。
◇ Cane Basket
浅:https://kagoami.com/SHOP/ETC106.html
深:https://kagoami.com/SHOP/ETC107.html
◇ Cane Fruit Basket
https://kagoami.com/SHOP/ETC108.html
◎ポルトガルのかご
https://kagoami.com/SHOP/181445/list.html
◇ 熊本 城戸さんの青竹の脱衣かご ◇
熊本の竹細工職人・城戸延繁さんが手がけているのは、丈夫で働き者、熊本らしいたくましさを感じさせる竹細工です。
今回は、容量たっぷりの脱衣かご 2サイズを届けていただきました。
深めの脱衣かごは、床置きに適した縦長シルエット。大容量なのに限られたスペースにも配置できるのが嬉しい一点です。
浅めは、出し入れのしやすい広口で、家具の上や棚の中でも使いやすい形です。どちらも上げ底で、本体も通気性の高い編み模様となっています。
地元の竹細工の伝統を受け継ぎつつ、今の生活になじむ形を探求している城戸さんによる、すがすがしい青竹のかごです。
◆脱衣かご
深:https://kagoami.com/SHOP/JMS306.html
浅:https://kagoami.com/SHOP/JMS308.html
◎九州のかご
https://kagoami.com/SHOP/107293/list.html
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今週末は、岡山・蒜山高原で開催するイベントに参加いたします。
https://kagoami.com/store/blog/hiruzen-2/
600年以上の歴史をもつ「がま細工」の産地でおこなう『かご展』は、今年が二回目。日ごろお世話になっている作り手のみなさんと企画した、共同イベントです。
定番の背負いかご、手提げかごなど、希少となりつつある がま細工を直接購入できる数すくない機会。さらに今年は、かごづくりの実演もご覧いただけることになりました!
西日本有数の豪雪地帯に受けつがれてきた冬の営みと、笑い声の絶えない工房の にぎやかな雰囲気を感じていただければ幸いです。
倉敷の「いかご」職人・須浪隆貴さんも参加くださいます。
新緑と田植え風景がうつくしい季節を迎える蒜山高原に、ぜひお運びください。
2022.5.13