Webショップ入荷情報(9/17)

2021年9月17日、今週のオンラインショップ入荷情報です。

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 つややかなヤナギ細工の美
 ラトビア・アンドリスさんのかご
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いつも、本当に美しいラトビア伝統のヤナギかごを製作してくれる熟練の作り手、アンドリスさん。
今回も、芸術品のような細やかな編み模様のバスケットを種類豊富に届けてくれました。

編みはじめる前の、素材作りの工程をとても重視していて、毎回長い時間をかけてヤナギの枝を割き、丁寧に厚みを整えています。

制作歴はすでに40年近くになるということですが、「どんなかごでも、展示会に出品する気持ちで作りなさい」という、最初に習った先生の教えを常に心に刻んでいるそうです。

その言葉の通り、一つ一つの作品に気持ちを込めていることが伝わってくるような仕上がりとなっています。

◆結び編みのかご
持ち手と縁部分に、結び編みの技法を取り入れたもの。うかびあがる模様をお楽しみください。

ボウル 23cm
http://kagoami.com/SHOP/ELL602-1.html
ボウル ハンドル付き 18cm
http://kagoami.com/SHOP/ELL604.html

◆ワンハンドルのかご
コロンとした半円形のかごに、一本ハンドル。ひし形の飾り編みは、バルト地域のかごの典型的なかたちです。

ホワイト 17cm:
http://kagoami.com/SHOP/ELL104.html
ブラウン 24cm:
http://kagoami.com/SHOP/ELL106.html
編みハンドル 28cm:
http://kagoami.com/SHOP/ELL201.html

◆壁掛けのかご
こちらもバルト地域に多くみられる形。サイズ違いを並べて飾るのもおすすめです。

16cm:
http://kagoami.com/SHOP/ELL309.html
20cm:
http://kagoami.com/SHOP/ELL303.html
24cm:
http://kagoami.com/SHOP/ELL308.html

【3/4バスケット】
「半」円形ではなくて「4分の3」円形のユニークなデザイン。何を入れるかはアイデア次第。コロンと転がしておきたくなる、愛玩カゴです。

S:http://kagoami.com/SHOP/ELL404.html
M:http://kagoami.com/SHOP/ELL405.html
L:http://kagoami.com/SHOP/ELL402.html

◎ラトビアのかご
https://kagoami.com/SHOP/111042/list.html

 

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 沖縄 八重山の暮らしのかご
 クージとガヤのかご
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沖縄・竹富島より届いた、「クージ」と「ガヤ」のかごをご紹介いたします。

ガヤ(茅/チガヤ)の束を、クージ(トウヅルモドキ)の蔓で巻き上げ、コイリングの技法で編み上げた、たいへん丈夫なかご。通気性もよく、粟や米などの穀物の保管に使われてきたものです。

ガヤは、銀色の穂がうつくしいイネ科の草です。茎に含まれる樹脂のおかげで耐水性が高く、竹富島にも茅葺き屋根の古い家が残されています。

クージ(トウヅルモドキ)はその名の通り、籐(ラタン)に似た、艶があって、引っ張り強度の高い、蔓性の植物。

木々に絡みながら数十メートルにも成長する蔓は、くねくねした細い竹のようなイメージで、色も竹に似た緑色をしています。

採取後はできるだけ早く加工する必要があるため、午前中に森に行き採取したら、午後は戻って割る作業に取りかからなくてはならず、採り貯めのできない、作業効率の悪い素材といえます。

竹が育ちにくい八重山の島々では、かごやざるの素材として、とても頼られた存在であったことを教えてくれます。

◆サンクイナー
https://kagoami.com/SHOP/JWT114M.html
織物に使う糸を、紡いで貯めておくのに使われたかご。お皿状のフタには、紡ぐ前の繊維を、本体に紡ぎ終わった糸を入れて使ったそう。

◆ユーナラ
https://kagoami.com/SHOP/JWT113M.html
貴重な穀物を保管するためのかご。丈夫で通気性があるため、食料の保管に適していました。これだけ大型のユーナラはたいへん希少です。

◆丸かご
https://kagoami.com/SHOP/JWT115T.html
果物かごに便利な卓上サイズです。

◆楕円かご
http://kagoami.com/SHOP/JWT117T.html
オーバルは珍しいかたちです。

◎沖縄のかご
https://kagoami.com/SHOP/137149/list.html

 

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小さいころから、なぜだか分からないけれど、北方民族の人々の暮らしや世界観に関心がありました。

特に、氷原に生きるイヌイットが描く絵画や壁掛け、石像がとても好きです。人間みたいな表情のクジラやアザラシ、ホッキョクグマやカリブーなどの北極圏に生きる野生動物たち。

惹かれる理由はきっと、人も自然も動物たちも、対等な生きものとして、親しみをもって表現されているからではないかと、今は思っています。

数日前、少数民族に詳しい方とお会いする機会があったのですが、極北には森林が無いので、そこに住む人たちは「火」をあまり使わない暮らしをしているそう。

そのために、人間が動物に勝っているという感覚が、他の民族とくらべて薄いのではないかという話をされていました。

人類は、遅くとも50万年前には火を起こして暮らしはじめ、そのおかげで野生動物に襲われることが劇的に少なくなったのではないかと考えられます。

また、火を使って調理した肉を食べる文化と、生の肉をそのまま食べる食文化の差でも、動物との関係性は違ってくるのかもしれません。

鯨を主食として生きる沿岸部の村では、村人全員で肉を均等に分けあい、すべてを余すことなく使いきり、再び現れることを祈って骨を海に返すといいます。

今、地球の温暖化や気候変動が、極北の大地で生きることにどんな影響を与えているのかとても気になっています。そして、こんな時だからこそ、彼らの暮らしや考え方に学ぶべき点が多くあるように思うのです。

来年、当店の企画展というかたちで、みなさんにご紹介する機会をつくれたらと考えています。

2021.9.17

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