助け

昨日のブログにも書きましたように、当店が取り扱っている岩手のかごの
作り手のみなさんのご無事が確認できました。本当にホッとしています。

一方で深手を負い、あまりにも多くのものを一度に失った方々が、
まだまだ助けを必要としています。

カゴアミドリとしては、東北のかご作りを継続的に応援していくことが一番の貢献、と
考えています。
今後より一層、東北のかごの素晴らしさをお伝えしていこう、ということです。

そのためにこれまで以上に、作り手の仕事や生活の話を聞き、地域の文化や
自然の素晴らしさと一緒に、お客様にお伝えしていきたいと思っています。

とはいえ、今すぐ助けが必要な方たちに、直接役に立つことを少しでもしたい、
その想いから、先日売上の一部を寄付しました。

寄付先は、緊急医療援助を専門とする「国境なき医師団」です。

世界中の被災地や紛争地、難民キャンプなど、緊急に医療を必要とする状況の
中で活動するこの団体は、私が夫とともにカゴアミドリを立ち上げる前に
勤めていた職場でもあります。

そのおかげでこうした緊急の現場の状況が、多少は想像できるようになりました。
(私自身は医療従事者ではないので現場で活動することはありませんでしたが。)

こういうとき、医療が受けられるかどうかは、特に高齢者や乳幼児など、
ケアの必要な人には命にかかわる問題です。
そして、こうした被災地でのニーズというのは、場所によって様々、
刻々と変化していきます。今後は心理面のケアも必要になってくるでしょう。

そこにきめ細かく対応できるのは、やはり小回りがきいて、決定の早いNGOです。
そして、寄付金が組織運営に充てられる割合が比較的少なく、
直接の活動に有効に使われるのもNGOならではといえます。

少しづつ状況が落ち着き、中長期的な復興に使ってほしいという時になったときは、
被災県の義援金窓口に直接寄付するのがいいかなと思っています。

それにしても、危機的な混乱の中で、効率よく援助を組織するというのは、
どんな機関や団体であれ本当に困難なことだと思います。

この2週間、それに尽力してこられた援助関係者の方には心からの敬意を
表したいと思います。

わたしたちも、自分の場所で自分にできることを
ひとつひとつ重ねていきたいと思います。

朝子