かご小話: アフリカの「コイル巻き」編み のつづき

先日、なぜぐるぐる巻きのかごが生まれたのか、という話を書きました。

それは、ひと言でいえば、草をつかってかごを編むのに必要な
強度と厚みを得るため、でしたね。

この「コイル巻き」と呼ばれる技法は、草だけでなく、サイザル素材のかごでも
見ることができます。

その一例として今日ご紹介するのはこちら、ルワンダの伝統的なかご
「アガセチェ」です。

直径10センチほどの蓋付きの小物入れで、
もともとは、ルワンダの王族に貢物を運ぶためのかごだったそうです。

今でもルワンダの女性がお嫁入りする際には欠かせない縁起ものの一つ。
高貴な雰囲気がただよう、そのなめらかな表面をよーくみてみると、、、

糸のように細いサイザルの繊維が、横向きに1mm強ほどの太さに束ねられ、
これを同じサイザル糸で、タテに、こまかーく巻きあげてあります。

なんという細密な仕事でしょう! もちろんすべてが手作業。
触ってみると、見た感じよりもずっと固く、しっかりとしています。

繊維のようにほそい素材であっても、「束ねて巻く」という作業を経ることで
かごの形を成すことが、よくわかります。

それにしても、ひと目ひと目巻き進めてゆくのに、どれだけの時間がかかるのでしょう。
その根気と技術に脱帽です!

◎ぐるぐる「コイル巻き」のかご いろいろ

ルワンダ 「アガセチェ (赤)」

ルワンダ・バスケット 「空」

ウガンダ キボ バスケット

ウガンダ ラフィア フラットバスケット