かご小話(33) : カゴアミドリにできること

この災害に負けず、竹のように強く深く、かご作りの伝統がつながっていくように、
作り手の方たちを精いっぱい応援していくこと、それが当店の役目だと考えています。

かごは東北地方の素晴らしい財産のひとつ。けれど全て手作りというのは
経済効率が悪いため、現代の商業ベースにはなかなか乗りにくく、
良い品でも、それで生計を立てることが難しいため、これまでに多くの伝統が
途絶えてしまいました。

今残っている貴重なかごを、この震災のショックで絶やしてしまうことがないよう、
ネットを通じて全国の皆さんに(いつかは全世界の皆さんに!)応援して
いただけるようこれからも力を入れて紹介していきたいと思っています。

一方で、ブログにも書きましたが、原発がこのような事故を起こした今、
私たち自身がエネルギーとの付き合い方を根本から見直すことが
求められてくるでしょう。

長時間の停電を経験するのは私にとっては初めてのことです。
不便だし、社会の混乱を招いていますが、私自身は、電気がなかった時代に
人はどのように暮らしていたのだろう、と考えてみるきっかけになりました。

かご作りに限らず、昔の人たちは、地球の資源にさほど頼らずに暮らす
技術をたくさんもってました。そうした技術に学び、残すことの大切さを
図らずも感じる日々となりました。

幾多の災害を乗り越えてきた日本です。必ず、今よりよい社会になるはず。
助け合い、進んでいきましょう!