かご小話(24) : 木のカゴ(パインのバスケット)

丈夫なかごは、北半球全土で木材のヘギを用いてつくられてきました。
これらの地域では熱帯や温帯域と異なり、かご作りに適した植物が少ない
ため、木材を薄く削り柔軟な材料とすることで対応したのでしょう。
特に北欧では、マツやモミなどに代表されるパイン材を薄く削って
重ねることで丈夫なかごをつくり、野菜や果物を集荷していました。
今ではパインのバスケットは、北欧を代表するインテリア雑貨の一つと
なりつつありますが、実は、安価なプラスチックやダンボール箱が
登場するまでは、運搬や物流において主要な役目を担っていた、
実用のかご。
薄くて軽いのに丈夫であることは、その歴史が物語っています。
 パインかご専門の職人、レイノ・ラーデンタさんのハンドメイド
 
 優れた品質で北欧諸国にも多く出荷されている、ストラウス社の製品