かご小話(12) : 福島 奥会津の編み組

東北でも、北欧でも、寒い地域のかご編みの文化は、雪に閉じ込められる
冬の間の家仕事として受け継がれてきました。
雪深い福島県の奥会津地方もその一つ。
またたび、ヒロロ、山ぶどう…森から採ってきた素材の特質を生かし、
手間と時間をかけて、美しい生活の道具に変身させる術。
そこには、簡単にはまねのできない、確立された一つの技術があります。
多くの地域で優れた手仕事の技術が消えていく中、ここでは地域全体で
しっかりと技を受け継ぎ、工芸品として発展させる努力を重ねてきたそうです。
今では「奥会津の編み組細工」は国の伝統工芸品に指定されています。