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The Weaving Story
かごを編む
パレスチナの女性たち



パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル)のコフル・マンダ村。
NGO「ガリラヤのシンディアナ」が実施するかご編みプロジェクトに参加する
女性たちの姿を追いました。
(全 23ページ)


かご編み講習プロジェクトの最初の受講生だったワヒバ(右)は、
今では講師として、新しい生徒たちに教える立場です。


女性たちは上達しようと熱心に学び、徐々に助けを必要としなくなります。


女性たちにかご編みの原則を教えるワヒバ(中央)。


時に女性たちは、籐の枝で自分用のかごを編みます。 籐は下準備がいりません。


ナツメヤシの枝を使ったかごの、編み始めです。


まず、底の中心部分を作ります。


枝は、自在に折り曲げられるように、水に浸しておきます。


アミナの手の中で、かごの底部が太陽のように輝きます。


底が完成すると、かごはようやく形をなし始めます。


底部を編むハドラ。


枝は底部から側部へとつながり、一つのかごを形作ります。


かご編みのリズムは、コフル・マンダ村の女性たちの手の中で、


アートに変わります。


屑入れのかごが、形をあらわし始めました。


ナツメヤシの独特の風合いが際立ち始めます。


終盤にさしかかり、特別なパターンが差し込まれていきます。




ファティマが編んだかごの、縁の始末を手伝うワヒバ。




工房の空いたスペースには、完成したかごが積まれています。


完成したリネン・バスケット(洗濯かご)。 フレンチ・スタイルに倣い、
内側に隠れた縁の上に、ふたをのせる形になっています。




完成したかごを手に、休息をとるアワティフ。




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パレスチナの女性たち

おわり



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