ラオスの首都ビエンチャン郊外の、小さな村につたわる
伝統の竹細工です。
かろやかで通気のよい四つ目の浅かごは、
テーブルかごとして、またキッチンの収納にも便利な形。
ラオスの人々の日常に根付いた、暮らしのかごです。
独特の風合いのある竹ひごは、表面の一部をナイフで削りとる
「みがき」の処理によって生み出されています。
両サイドには、ラタン(籐)を編んだ小さな持ち手がついています。
縁の処理にも特徴があります。
この素材ならではの粘り強さを生かした特有の技法です。
東~東南アジアにかけては、世界中に1000種類以上もあると
いわれる竹の仲間のうち、竹細工に適した品種が多く育ち、
広大な竹の文化圏が形成されてきました。
ラオスの暮らしにも竹は深く根付いています。
大小の竹かごやざるが、暮らしのあらゆる場面に登場し、
欠かせない生活道具として活躍しています。
ラオスの竹はとてもしなやかで、節と節の間が長いという
特徴があります。
ひごの厚みは、極限までうすく削ることが多く、
それにより軽くて弾力性のある竹かごに仕上がります。
高温多湿な気候に合わせた調湿の工夫でもあるのでしょう。
色味は、年月とともに徐々に深まっていきます。
ご購入の前にご一読ください
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天然の植物を利用した手作りの製品です。色ムラや黒ずみ、小さな割れや自然の汚れなどが見られます。また底に制作時の目印のペン跡が付いていることがあります。製品の特徴としてあらかじめご了承くださいませ。
皮付きのラタンは濃淡のある素材です。部位により白から濃茶まで幅が見られます。 - 多少のササクレが見られます。お使いの際にはお取り扱いにお気を付けください。
- 風通しのよい場所で、乾燥した状態で使用・保管してください。湿った状態で放置しますと、変質の原因となります。
- お届けする製品の色合いは、一点一点少しづつ異なります。 またサイズにも多少の誤差がございます。表示の写真・サイズは目安とお考えください。