かご小話(3) : サイザル麻のこと

ケニアのかごの素材としてよく使われているサイザル麻。
ざっくりとした風合いと丈夫さが特徴です。
リュウゼツラン科でメキシコが原産。
19世紀にユカタン半島の「サイザル港」から世界各地に出荷されて
いたため、その名がつきました。
その後、ケニアを含め、世界各地で栽培されるようになりました。
剣のように堅く尖った葉をたたいて、良質な繊維を取り出し
ひも状に撚っていきます。これがサイザルロープ。
色をつける場合にはこの段階で染色し、乾燥させたサイザルロープを
こまかくこまかく編みあげ、ようやく一つの製品として完成します。
サイザル繊維はケニアの一大産業として発展してきました。
今では、その廃材をバイオ燃料として活用する研究も進んでいるそうです。
道端に植えられたサイザルの樹