かご小話(15) : 港あるところに、魚かごあり

今日は、スウェーデンの南西部ボーヒュースレン地方のかごをご紹介します。
北海に面し漁業が盛んなこの地域で、魚を運ぶために昔から
使われてきたのだそうです。
ジュニパーやサルヤナギの枝を使った、北欧らしい白く美しい形。
けれど、その見た目に似あわず、頑丈さがウリだったのでしょうね。
その伝統も今では途絶えてしまったようで、いまあるのは
熟練のかご職人さんの手による復古版です。
岩手の宮古港で使われていたという「横田かご」に通じるところの多い
このかご。初めて知ったときにはちょっと嬉しくなってしまいました。
こんなに距離が離れていても、港で魚を運ぶ丈夫な入れ物が必要なことに
変わりはないですものね。
どちらも美しさという点で抜きんでた、歴史あるかごたちです。
◎北欧 ボーヒュースレン地方の魚かご
◎岩手 横田かご

ボーヒュースレン地方の魚かご