かご小話(14) : 豊作のかご、不作のかご

パレスチナよりニュースが入ってきました。
今年はオリーブの実がとても豊作で、収穫を喜んでいるという知らせです。
そういえば、オリーブの枝を収穫するのもこの季節。
若くて柔らかい、今時期収穫した枝のみが、かごの材料に適しているのです。
早速カゴアミドリでも、いつものかごを注文する際に、「オリーブを多めに!」
といってお願いしたところです。
また、クリスマスギフトに最適な小型のかごもお願いしたので、ぜひご期待
ください!
逆に、岩手の一戸では残念なニュースが・・・。
ずっと夏場から言われていたのですが、材料の鈴竹がほとんど確保できない
そうです。
猛暑の影響で、若い鈴竹がほとんど生えていないそうで、どこをさがしても
充分な量が見つからないそうです。
根雪も例年より早くやって来るかもしれず、来季は確実に材料不足となるよう
です。
70年間もかごの製作に携わってきたおばあちゃんも「こんなことは、はじめて
のこと」と言っています。
僕は、かごにも豊作と不作の年があることは、この仕事をはじめるまで考えた
ことはありませんでした。
商品が足りないという心配もありますが、高齢な作り手の皆さんへの影響がと
ても心配です。
冬の農閑期にかごを編むことが生活に溶け込み、長い間過ごしてきた高齢の
方々に及ぼす影響は計り知れないと思います。
当店に出来ることは限られますが、作り手の方となるべく多くコンタクトを
取って、現地の情報をお伝えしたいと考えています。