かご小話(11) : さんまのかご 横田かご

岩手県宮古市。
今年の5月に、横田かごを求めて盛岡から車で向かいました。
プラスチック製品が主流になるまで、漁港で使われてきた運搬かご。
以前は専門の職人が数多くいたといいますが、需要の低下とともに
一度は完全に姿を消したそうです。
現在このかごを専門で作っているのは、再びかご作りを始めた
お一方のみになってしまいました。
今年は宮古のさんまは不漁のニュースで持ち切りでしたが、
以前は大量の魚を乗せて、市場の中で活躍していたのでしょう。
地元産の真竹を使用し、頑丈さを第一に求められて量産されていたそうです。
無駄のないデザインは、機能的なだけではなく美しささえ感じます。
そのキリっと男前な表情は職人譲り? 

つくり手のおじいちゃんもかっこよかったですよ。

宮古の横田かご