あけび蔓細工の盛んな青森・弘前にて、職人の手により製作された、
「こだし編み」の手提げです。

こちらは横長のロータイプに仕上げた一点。
上部の横幅が50cmを超える、大きなサイズとなっています。

こだし編みは、たての蔓に横の蔓を交差させ、しっかりと締め上げていく
昔ながらの技法のひとつ。
ふっくらと張りのある、軽くて丈夫なかごが出来あがります。

蔓をたっぷりつかった縁の仕上げは「あや縁」と呼ばれ、
かご全体を端正に引きしめる役割を果たしています。

















「小出し」とはもともと、山でキノコや山菜などを採る際、背負ったり
腰に下げて使ったかごのことで、あけびの小出しを作る時には、
軽さと強度をかねそなえたこの編み方が一般的でした。


あけびは山野に自生するつる性の落葉樹で、秋には紫色の甘い実をつけます。
津軽地方の山麓一帯は、特に良質なあけび蔓が取れることで知られています。

主に秋から冬にかけて採取し、一冬かけて乾燥させたものを、
水に浸けてやわらかくしてから編みはじめます。こうして編み上げたかごは、
職人の手に受けつがれた確かな技術に支えられ、独特の美しさを持っています。
そして、使い込むほどに味わいを増し、長くお使いいただける製品です。

青森 あけび 手提げ (こだし編み ロー 大)

価格: ¥45,000 (税込 ¥49,500)
数量:

返品について

材質 あけび蔓
サイズ 上部外寸 約50×25cm、
底内寸 約44×16cm、
高さ 約18cm (+持ち手部 約19cm)
重さ 約 650g
生産国 日本 (青森県 弘前市)
簡易ギフト対応 不可の商品となります。
 

ご購入の前にご一読ください

  • 本製品は天然のあけび蔓を利用した手作りの製品です。色むらや斑点、表皮の割れや剥がれなどが見られ、蔓の色や質感は均一ではありません。天然素材の性質としてあらかじめご理解くださいませ。
      

  • 貴重な素材を余すことなく使うため、黒色のあけび蔓を使うことがございます。耐久性に問題はございませんので、予めご了承ください。
  • サイズ、重量は、一点ずつわずかに差がございます。表示のサイズは目安とお考えください。
  • 乾燥した状態で保管してください。(湿度の高い状態で放置しますと、変質の原因となります。)